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丹後(たんご)、中丹(ちゅうたん)地域 <北部>

この地域は、海や山などの美しい景色とともに、温泉もあり、天橋立(あまのはしだて)など観光地として知られています。京都縦貫(じゅうかん)自動車道など京都府の北と南をつなぐ高速道路もつくられていて、日帰りで出かけやすくなっています。

見て、ふれて、あじわって、体験する農業公園「丹後あじわいの郷(さと) 」などの楽しい施設(しせつ)が数多くつくられ、都市からも多くの人がやって来ています。

これからも、海や山など自然とたくさんふれあえる地域をつくって都市と農山漁村が手を取り合って、地域が元気になることが期待されています。

丹後あじわいの郷 
丹後あじわいの郷

農業

 丹後は「丹後コシヒカリ」に代表されるお米づくりが盛んな地域ですが、大規模な畑もあり、野菜やくだもの、お茶など産地づくりに向けた取組も進められています。

中丹では早くから進められてきたほ場整備(ほじょうせいび:田を四角にして大きくしたり、水を引くための水路をつくりなおして、使いやすくする工事)がほぼ完了し、由良川沿いを中心にお米づくりが盛んな地域です。

いずれの地域も農業が地域を支えており、重要(じゅうよう)な産業(さんぎょう)ですが、人口が減り、高齢化(こうれいか)が進んでいるため、棚田(たなだ:急な斜面に階段状に作った田んぼ)などを利用した都市住民との交流や地域ぐるみの活動により農業を守っていく取組が進められています。

丹後地域で育てたお米は特においしくて、全国のお米のランキングで一番おいしいお米であるという「特A」ランクとなっています。このランクのお米は全国でも17の地域(平成21年度)だけで、西日本の中では、「特A」ランクのコシヒカリの産地は、丹後地域だけです。

※高齢化(こうれいか):若い人が都会に出て生活をするようになって、農村にはお年寄りが多くなっています。

林業

中丹(ちゅうたん)地域では、約50年前からたくさんスギやヒノキの苗木(なえぎ)を植え、それが今では大きな木に成長しています。木で家を建てるなど、もっと地元の木をたくさん使ってもらおうとしています。

質(しつ)の良い木材をつくるために木を切ってすき間をつくり光がたくさん入るようにして木がのびのび育つようにする「間伐(かんばつ)」などの手入れをしています。

丹後(たんご)地域の海岸の近くでは古くから天然の松林により、美しい景色を形づくったり、土砂がくずれて流れ出るのを防(ふせ)いだりしています。大切な松林を守るため、松くい虫(害虫)をやっつける工夫をしています。 

<参考>丹後発森の案内板ホームページ        
      (少しむずかしいのでおとなの人と読んでね)

 

水産業

むかしから陸地に近いところで行う沿岸(えんがん)漁業が盛んです。最近は、魚の捕(と)れる量が少なくなっており、漁師さんは、捕ってもよい魚の量や大きさなどを決め、魚を増やしながら捕る「つくり育てる漁業」を進めています。

養殖(ようしょく)では、カキやワカメのほかに、育成(いくせい)トリガイが特産物になってきています。

干物(ひもの)や佃煮(つくだに)などの水産加工、地びき網や定置網(ていちあみ)体験、釣船(つりぶね)なども行われています。

川では、アユなどの子どもを放流(ほうりゅう)し、魚を増やしながら捕る漁業が行われています。

京都府の北部を流れる由良川(ゆらがわ)では、秋になるとサケが日本海からのぼってきます。