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京都文化フェア呼びかけについて

京都文化フェア呼びかけが行われました

 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会にあわせて、世界に向けて京都の人々が力を合わせて「京都文化フェア」の開催に取り組むよう、京都ゆかりの文化人の方から、呼びかけをいただきました。

 呼びかけの様子

  

呼びかけの内容

 世界の注目が日本に集まる2020年に向け、京都が先がけとなって、日本文化の真髄や日本人の深い精神性を世界に向けて発信していくことが必要。明治150年(2018年)などで助走しつつ、新しい日本社会の未来像への跳躍をめざすとともに、誰もが気軽に楽しめる文化の祭典となるよう、内外の多くの方々の賛同と取組を呼びかける。

 

 呼びかけ人

 梅原猛(哲学者)

坂田藤十郎(歌舞伎俳優)

千玄室(茶道裏千家前家元/ユネスコ親善大使/(一財)東京オリンヒ゜ック・ハ゜ラリンヒ゜ック競技大会組織委員会顧問)

山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所所長・教授)

冷泉貴実子((公財)冷泉家時雨亭文庫常務理事)

 

呼びかけ記者会見

(1)開催日:平成26年8月18日

(2)開催場所:京都ホテルオークラ

(3)概要 ・呼びかけ人を代表し、千氏、冷泉氏から呼びかけ文を披露

       ・山田知事、門川京都市長、立石京都商工会議所会頭に呼びかけ文を手交

(4)呼びかけ文

京都文化フェアの呼びかけ(PDF:128KB)

 文化芸術は、人々の創造性を育くみ、表現力を高めるとともに、心の絆を深め、相互に理解し尊重し合い多様性を受け入れる心豊かな社会の形成に寄与するものである。

 「スポーツと文化の祭典」であるオリンピック・パラリンピック競技大会が、2020年に東京で開催されることは、我が国のスポーツだけでなく文化芸術の更なる発展にとってもまたとない機会をもたらすであろう。この晴れやかな祭典を契機として人々は文化芸術の持つ様々な可能性を再認識するとともに、文化芸術をより身近なものとして実感できるようになるはずである。

 京都は、これまで先人が積み上げてきた伝統とその上に絶えず新しい文化を培ってきた、日本文化の心のふるさとである。いのち輝く文化都市・京都は、その持てる文化の力を最大限に発揮し、併せて京都の持つ古今東西にわたる文化融合の可能性を世界に知らしめるとともに、21世紀日本の文化首都として新しい文化の創造と、次代への継承に向けて、不断の努力を傾注しなければならない。

 1964年10月10日、東京・神宮の杜の上空に広がっていた抜けるような青空は、「戦後復興した現代日本」の象徴として記憶されている。そこで重要なのは、この復興の「現在」イメージが1964年の東京オリンピックだけでなく、1968年の明治百年とそれを契機とした歴史ブーム、1970年の大阪万国博覧会という「過去」や「未来」に目を向けた国民的イベントと一体として記憶されたことである。

 私たちはこの国民的成功をふまえ、京都で日本の近代150年の歩みを振り返った上で(明治150年・2018年)、2020年の東京に呼応した「京都文化フェア」に臨むことを提案する。そしてその先には未来に向けた取組が復興の記念をめざし東北で展開されるべきだと考える。歴史を回顧しつつ助走を始め、オリンピック・パラリンピックを跳躍台として、新しい日本社会の未来像を描くことが不可欠なのである。

 今日の日本社会をとりまく情況は、50年前より遥かに難しい。東日本大震災の復興も道半ば、東京一極集中は進み、少子高齢化に閉塞感が漂っている。それを打ち破る国民的イベントが歴史と伝統を誇る京都からスタートすることの意義は極めて大きいといえるだろう。京都は明治維新の舞台となりながら、維新によって首都ではなくなったが、千年の「みやこ」文化を守り抜き、独自の先端的産業を開花させ、世界の学知を集めて、今日では文化首都と称されるまでの地位を築いてきた。

 オリンピックでは世界の注目が日本に集まる。世界に向けて日本の文化を発信し体感してもらうまたとない機会である。京都が先がけとなって、日本文化の真髄と、日々の生活に根ざした日本人の深い精神性に基づく日本の文化を世界に向けて発信していかなければならない。と同時に、私たちは、これからの日本の文化を担う若者たちの湧き上がってくる新しい創造の息吹を積極的に受容し、誰もが気軽に楽しめる多彩な文化の祭典へと結実してほしいと願っている。

 そのためにも、内外の多くの方々―個人・団体・企業・行政機関が、この意義を深く理解し、またこれに賛同して、多彩な記念の取組を展開されんことを期待する。

 平成26年8月18日

                                                                                  梅原   猛

                                                                                  坂田藤十郎

                                                                                  千   玄室

                                                                                  山中  伸弥

                                                                                  冷泉貴実子

 

 

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お問い合わせ

文化スポーツ部文化交流事業課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

電話番号:075-414-4279

ファックス:075-414-4223

bunkakoryu@pref.kyoto.lg.jp

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