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高齢者や障害者、幼い子どもを連れた家族、外国人など、多様な人々が安心して訪れることのできる海の京都を実現するため、ユニバーサルデザインに配慮した「おもてなしの心」とユニバーサルマナーについて学ぶセミナーを開催しました。
講演1 三方良し!のユニバーサルデザイン
講師 関根 千佳(同志社大学教授、(株)ユーディット会長兼シニアフェロー)
内容 ユニバーサルデザイン(以下、UD)の市場は巨大であり、UDが顧客満足度の向上とリピーターの増加につながり、売り手側にとっても買い手側にとっても、また社会にとっても良いものになること、あらゆるものについてUDの視点をもつことで、2020年東京五輪・パラリンピックに向けて、世界に誇れる京都府にする方策についてお話をいただきました。
講演2 誰でもできるバリアフリーとUDの街づくり
講師 小原 健史(佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター会長、嬉野市商工会長)
内容 佐賀嬉野バリアフリーツアーセンターの活動の紹介や、車椅子使用者や視覚障がいのある方への対応等の実例を交え、旅行のUD化を図ることが、従来の顧客満足度の指標であった「満足」から、これからの指標となる「感動」「幸福感」を実現する根幹となることについて、お話をいただきました。
日時 平成28年9月14日(水曜)13時~15時
場所 舞鶴市商工観光センター
参加者 22名
フィールドワーク セミナー終了後、舞鶴赤れんがパークにおいて、フィールドワークを行いました。12名の参加者が、施設内の設備や寸法などを調査するとともに、車椅子体験と視覚障害者の体験を行いました。赤れんが博物館では、車椅子使用者でも見やすい展示の方法や視覚障害のある方でも楽しむことのできる展示について気づきを得ることができました。
日時 平成28年9月15日(木曜日)10時~12時
場所 天橋立文珠荘
参加者 32名
フィールドワーク セミナーの終了後、天橋立ビューランドにて、フィールドワークを行いました。22名の参加者が、3つのグループに分かれ、園内の設備などを調査するとともに、車椅子の体験や視覚障害者の体験、その介助について学びました。視覚障害のある方へのガイドの方法や声かけの大切さ、車椅子使用者への介助の方法などを考えました。
講師 原口 淳((一社)日本ユニバーサルマナー協会講師、(株)ミライロ講師)
日時 平成28年9月28日(木曜日)10時~12時
場所 宮津市福祉センター
参加者 27名
ユニバーサルマナー検定3級認定者の所属一覧(順不同)
油屋、天橋立ビューランド、小田電気工事店、京都北都信用金庫、K guide Travel Japan、児童発達支援センターすずらん、丹後海陸交通(株)、橋立やまいち、舞鶴赤れんがパーク(赤れんが博物館、まいづる知恵蔵)、舞鶴観光ガイドボランティア「けやきの会」、舞鶴引き揚げ・語り部の会、(一社)舞鶴観光協会、福知山観光ガイドの会、福喜農園(株)丹後茶寮、ホテルロイヤルヒル福知山&スパ、吉野茶屋ひいらぎ工房ひいらぎ庵 他
日時 平成28年9月28日(木曜日)14時30分~16時30分
場所 丹後地域地場産業振興センター
参加者 15名
ユニバーサルマナー検定3級認定者の所属一覧(順不同)
介護タクシー風和里、京丹後市、京都北都信用金庫、プラザホテル吉翠苑、NPOまちづくりサポートセンター、(福)みねやま福祉会 他
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