中丹広域振興局

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京都府の鳥・オオミズナギドリ

オオミズナギドリ

1965年(昭和40年)に京都府の鳥に決まりました。
京都府下で唯一生息しているのが、舞鶴市街地の北、約28キロメートルに位置する冠島です。
冠島は、面積22.3ヘクタール、最高地点の標高169.7メートルの無人島で、国の天然記念物に指定されています。島へは、許可なく無断で上陸することはできません。

冠島 

オオミズナギドリは、太平洋やインド洋を生活の場としている鳥で、繁殖のために日本へやって来ます。2月下旬頃、飛来し、6月中旬頃にニワトリのLサイズくらいの卵を一個産卵、8月中旬頃孵化、11月上旬に、島を離れます。その数、約20万羽と推定されています。

オオミズナギドリの巣穴木に登って木の上から飛び立ちます

例年、島を離れる11月上旬に、悪天候や体力不足等により、舞鶴市やその周辺で落下する個体があります。地上に落下したオオミズナギドリは、その場所から自力で飛び立つことができません。海面へ放鳥していただくか、舞鶴市字平に架かるクレインブリッジ(引揚記念館西方の舞鶴湾上)などの高所から放鳥してください。

お問い合わせ

中丹広域振興局農林商工部 農商工連携・推進課

舞鶴市字浜2020番地

ファックス:0773-62-2859

c-n-noushoko@pref.kyoto.lg.jp