京都府立総合資料館

企画展先人達の京都研究
トップへ 第1部 第2部 第3部

第1部 江戸時代の京都研究-歴史考証と地誌の発展-

2.実証的な歴史研究の萌芽

太神宮正遷宮奉遷装束神宝図(原家文書)

太神宮正遷宮奉遷装束神宝図(原家文書)写真

別のページを表示 3

別のページを表示 2

別のページを表示 1

東大寺正倉院、伊勢神宮と、いずれもあまり人目に触れることのない宝物類を模写した絵図の写本です。
写真が普及する以前、記録にとどめたいものは模写するしかありませんでしたが、古代考証の高まりとともに、このような模写による古器物の記録が多く作成され筆写されるようになりました。有名なものに寛政12(1800)年に松平定信により編纂・刊行された「集古十種」がありますが、この編纂にも藤原貞幹の業績が参考にされていたようです。

前の資料へ 次の資料へ

総合資料館トップページに戻る | 京都府トップページに戻る

Copyright(C)Kyoto Prefectural Library and Archives .AllRights Reserved.