京都府立総合資料館

企画展先人達の京都研究
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第1部 江戸時代の京都研究-歴史考証と地誌の発展-

4.地誌・名所案内の興隆

丹後一覧集(山根道沢 編)

丹後一覧集(山根道沢 編)写真

文化2(1805)年に山根道沢が編纂した地誌です。

序文によれば、山根は久美浜大向村(京丹後市)の医者で、幼い頃から歴史に興味を持っていた人物だったようです。

丹後国の国名・国造、田圃租税、産物、一色家の諸将・城、神社、仏閣、名所等について旧記録や寺伝、地誌等も引用してまとめられています。

展示資料は、山根と関わりのあった長沢弘が文政2(1819)年に序を加えてまとめたものの写本です。

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