大正大礼が京都で行われることを記念して、京都府の全般にわたる現状を記録することを目的に、大正4(1915)年に編纂されました。府庁内の各課から原稿が集められ、学務課で整理して、約1年半で作成されました。刊行された『京都府誌』の巻上は府治沿革、地誌、住民、財政、自治、巻中は神社、教育、宗教、産業、交通、兵事、警察、衛生、慈恵救済、巻下は褒賞、雑纂、附録、附図からなり、図表や写真も加えられていて、20世紀初頭の京都府の実状が詳しくわかります。
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