粟野が会長を務めた国史普及会の機関誌です。
国史普及会では、年10回程度史蹟踏査会を実施しており、この雑誌は、踏査会の次回案内と、前回に見学した社寺や文化財などにまつわる論考や、講師の解説を載せたものでした。
粟野が亡くなった後『史蹟と古美術』は、粟野の追悼号である105号を最後に休刊となり、再開されることはありませんでした。国史普及会の史蹟踏査会は、粟野と個人的に親交の深かった西田直二郎に引き継がれて行われていましたが、それもいつしか行われなくなったようです。
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