京都叢書は、江戸時代の京都の地誌類を集め、大正3(1914)年〜6年に叢書として刊行されたもので、増補版は、前回の叢書に新しく1作品(山州名跡志)を追加して昭和8(1933)年から刊行が開始されました。
増補版の編集長に依嘱された粟野は、「これは面白い試みでもあり、又京都の名勝地誌の編纂であるから小生も出来る丈け努力する」と述べていましたが、昭和9年2月以降は、発行所である増補京都叢書刊行会の代表者、井出時秀に編集長の任を譲っています。
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