京都府立総合資料館

企画展先人達の京都研究
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第III部 京都研究をめぐる人々

3.京都史蹟会をめぐる人々

新年菓帖 勅題干支(小西大東 解説)<小西大東>

新新年菓帖 勅題干支(小西大東 解説)<小西大東>写真

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毎年年末になると、京都の老舗の菓子店では、新年の歌会始の題(勅題)や干支に因んだ新年菓が売り出されます。この『新年菓帖』は、新年菓の参考にするための菓子店向けの図案帖です。

この菓子図案と、菓子の銘を小西大東が考案し、万華堂、藤澤文次郎が木版によって刊行したもので、このような図案帖を明治35(1902)年頃から手がけていました。

今年の干支に因んで、大正12(1923)年と昭和10(1935)年の亥年に向けてのものを展示しました。皇紀の年号が使われている横に、斬新なアルファベットの文字があったりと、バラエティーに富んだ図案が並んでいます。

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