藤原貞幹が、寛政元(1789)年頃から病没する寛政9年まで、石器や曲玉等の考古学的遺物を材質や用途で分類・整理して描いた未完の大著です。
貞幹の視野の広さと実証的な研究態度は、当時の文献中心の学者達に刺激を与えました。特に、あとに紹介する公家裏松光世(うらまつみつよ)とは交流も深く、それぞれの故実研究に多大な役割を果たしました。
総合資料館トップページに戻る | 京都府トップページに戻る