京都府立総合資料館

企画展先人達の京都研究
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第1部 江戸時代の京都研究-歴史考証と地誌の発展-

2.実証的な歴史研究の萌芽

集古図(藤原貞幹 編)

集古図(藤原貞幹 編)写真

藤原貞幹が、寛政元(1789)年頃から病没する寛政9年まで、石器や曲玉等の考古学的遺物を材質や用途で分類・整理して描いた未完の大著です。

貞幹の視野の広さと実証的な研究態度は、当時の文献中心の学者達に刺激を与えました。特に、あとに紹介する公家裏松光世(うらまつみつよ)とは交流も深く、それぞれの故実研究に多大な役割を果たしました。

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