京都でキャリアプランを描きませんか。
皆さんのキャリアプランをサポートする京都府の施策を紹介します。
勤務環境整備のための支援
中北部医師確保緊急対策事業 |
概要 |
医師確保が困難な中北部地域で勤務する専攻医の研修環境を向上させ、専門研修の充実を図るため、1)専門医資格取得に必要な経費や2)指導を行う基幹施設の指導経費を助成します。 |
対象者 |
1)医師確保困難地域の研修施設※で勤務する専攻医
※京丹後市、宮津市、伊根町、与謝野町、舞鶴市、福知山市、綾部市に所在する医療機関並びに国保京丹波町病院及び美山診療所
2)上記研修施設に通年で専攻医を派遣する基幹施設 |
地域医療確保研修・研究支援事業 |
概要 |
医師確保困難地域に勤務する医師の技能向上及び研修環境の改善を図るため、研修・研究活動に要する経費の一部を医療機関を通じて助成します。 |
対象者 |
北部公的医療機関に勤務する常勤医師 |
救急勤務医・産科医等確保支援事業 |
概要 |
地域の救急、産科及び新生児医療に従事する救急勤務医、産科医、産科後期研修医及び新生児医療担当医等に対して、処遇改善のため、支払われる手当に要する経費の一部を医療機関を通じて助成します。 |
女性医師等就労支援事業 |
概要 |
・府内において、出産や育児等により仕事と家庭の両立が困難な女性医師等の離職防止や再就業の促進を図るため、医療機関が復職研修や勤務環境の改善等の取組を行う際に要する経費(研修経費、代替医師の人件費等)の一部を助成します。
・京都府医師会に子育てサポートセンターを設置し、子育てしながら勤務する女性医師等をサポートします。
|
退職医師再就業支援事業 |
概要 |
北部公的医療機関で再就業を予定される医師に対し、その意向を踏まえ、個別支援プログラムを作成し、研修を実施する医療機関を支援することにより、地域医療に従事していただくための必要技能の修得を図ります。 |
対象者 |
医療機関を定年等で退職された後、北部公的医療機関で従事予定の方 |
このページの先頭に戻る
京都の医療を支える人材の育成のために
京都府立医科大学に、地域の在宅医療を支える医師を育成するために総合医療・医学教育学講座(地域医療)が開設されています。
総合医療・医学教育学講座(地域医療)の概要
教育研究の内容
総合診療学 |
目的 |
特定の臓器や疾病にこだわらず、様々な患者の診療ニーズに対応できる総合診療医を育成。 |
内容等 |
総合診療部、救急医療学講座やICU等と連携しながら、プライマリケア教育を担い、患者・家族を中心とした全人的医療、地域環境を包括した医療等を研究する。 |
医学教育学 |
目的 |
卒前卒後の一貫した医学教育システムの充実・強化。 |
内容等 |
総合診療、臨床実習等の学生教育・卒後臨床研修を担当し、特に初期研修の内科6箇月間については、プライマリケアの観点からカリキュラムを組み立てることにより、研修医の増加を図り、地域医療に関する理解を深め、地域に貢献する医師を養成する。 |
地域医療学 |
目的 |
府内の地域医療に関する各種の問題を調査・研究し、地域医療に貢献できる人材を育成 |
内容等 |
地域医療に関する地域実習のコーディネートをはじめ、地域医療の実態把握・分析・あり方に関する研究や、医師を目指す学生等の意識や行動分析及び医師を受入れる地域や医療機関の課題に関する研究を行う。 |
地域医療体験プログラム推進事業
府内の大学の医学生・看護学生が、合同で地域医療の仕組や各地域の保健・医療・福祉等の実情を学ぶことを目的に、地域の医療を支える基幹病院等の臨床現場を体験する実習を支援しています。
このページの先頭に戻る
よりよい京都の医療のために
医療介護提供体制改革推進交付金について(概要) |
趣旨 |
団塊の世代が75歳以上となる2025年を展望すれば、病床の機能分化・連携、在宅医療・介護の推進、医療・介護従事者の確保・勤務環境の改善等、「効率的かつ質の高い医療提供体制の構築」と「地域包括ケアシステムの構築」が急務の課題です。
このため、消費税増収分を活用した地域医療介護総合確保基金を各都道府県に設置し、各都道府県は、都道府県計画を作成し、当該計画に基づき事業を実施します。
|
事業の範囲 |
1 地域医療構想の達成に向けた医療機関の施設又は設備の整備に関する事業
2 居宅等における医療の提供に関する事業
3 介護施設等の整備に関する事業
4 医療従事者の確保に関する事業
5 介護従事者の確保に関する事業 |
京都府計画等について |
http://www.pref.kyoto.jp/kaigo-jigyo/chiikiiryoukaigokikin.html |
このページの先頭に戻る
府立病院の運営
京都府では、府立洛南病院を運営しています。
洛南病院は、京都府唯一の公立精神科病院であり、府南部圏域における精神科救急医療システムの基幹病院として、救急患者の積極的な受け入れを行うとともに、患者の早期社会復帰を目指して精神科デイケアなどを実施しています。