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「中学生が学ぶ!薬物乱用防止シンポジウム」を開催しました

京都府内では、深刻化する少年の大麻等違法薬物問題に対し、正しい知識を持ち、違法薬物の誘いを自ら断ることができるよう、「中学生が学ぶ!薬物乱用防止シンポジウム」を開催しました。

基調講演

現状報告

開催日

平成29年8月24日(木曜日)

開催場所

文化パルク城陽 ふれあいホール

参加者

京都府南部地域の中学生、保護者、教職員など約 300名

プログラム

  • 開会挨拶
    京都府警察本部生活安全部参事官 森健次
  • 現状報告
    京都府警察本部少年サポートセンター所長 舟木健広
  • 基調講演
    「大麻の危険性について」 京都府立洛南病院 副院長 川畑俊貴 氏
  • 薬物の誘いを断る実践講座(ロールプレイ)
  • パネルディスカッション
    パネリスト 講師・教職員・保護者・警察官
  • 閉会挨拶
    京都府教育委員会山城教育局局長 沖田悟傳

概要

現状報告では、中学生に対する違法薬物アンケート結果について

  • 「違法薬物に興味を持ったことがあるか?」との質問に、「ある」と答えた中学生は3.7%であり、昨年よりも2.2%増加し、違法薬物に興味がある中学生が増加している。
  • 「違法薬物を実際に見たことがあるか?」との質問に、「ある」と答えた中学生は5.1%であり、中学生が20人いれば少なくとも1人は、大麻などの違法薬物を見たこととなる。

などと説明した後、中学生に対して

  • 自分自身を守るには、違法薬物についての正しい知識を持ち、危険なものは何かを知り、警戒心を高め、危険な場所、人に近づかないことが大切である。

と呼び掛けました。

基調講演では、

  • 大麻には依存性が無いというのは間違い
    大麻を勧める人は本当に依存性が無いと思っているかもしれないが、大麻がやめられなくて病院に来る人が大勢いるという事は大麻に依存性があることの何よりの証拠である。
  • 大麻は人体に有害
    大麻は脳細胞を早死にさせる。脳細胞の死は、物覚えが悪くなる、無気力になるなどの症状として少しずつ進行する。
  • 大麻は安全だから合法化されているのではない
    国民の半数が大麻を常習する国では、禁止する意味が乏しいから合法化しているだけで、大麻が安全だから合法化するのではない。
  • 大麻は薬として使われるから安全というのは間違い
    医療大麻は有害な血中濃度にならないように工夫された特殊な物質で、吸煙大麻とは全く別のもの。

など、大麻の危険性について具体的に説明していただきました。

続いて、違法薬物の誘いを断る実践講座では、当府警察少年課の職員が、中学校の先輩やその仲間に大麻の使用を誘われる、断ることが難しいシチュエーションの中で、悩みながらも勇気を出して断るシーンをロールプレイ形式で行いました。

最後に、パネルディスカッションでは、会場の中学生から、大麻に関する様々な質問が投げかけられパネリストが丁寧に回答しました。

主な内容としては、「なぜ薬物はなくならないんですか?また、なぜ、中学生まで広まったんですか?」という質問に対し、

川畑副院長が

  • 大麻を売ってお金を儲けている人や組織があるからなくならない。大麻を体に取り込ませて体をむしばんで、大麻をやめられないようにしている。若いころから大麻を使用させると、今後何十年にも渡って買い続けてくれるから、若い人がターゲットにされる。

などと回答しました。また、川畑副院長が中学生に対し

  • 友達が、「大麻使ったことがある。」と話していたら、すぐに友達を怒ってほしい。それが自分自身を守ることになる。そういう話を黙って聞いていたら、次に大麻を勧められる候補者になってしまいます。

などと熱く呼び掛けました。

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パネルディスカッション

薬物の誘いを断る実践講座

アンケートの実施

参加者に対し本シンポジウムに関するアンケートを実施したところ

  • 強い意志を持って、誘われたら断る。もし、誰かがやっていたり、誘っていたら、すぐに、信用できる大人に言うことが大事。
  • 誘われた時の断り方をしっかりと学んでおく。どんな害があるのかをしっかりと知っておく。

などの感想が寄せられました。

アンケート実施結果はこちら(PDF:121KB)

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お問い合わせ

京都府警察本部少年課少年サポートセンター指導・育成係
京都市上京区下立売通釜座東入薮ノ内町85-3・85-4合地
電話番号:075-551-7801