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高齢者の交通事故を防ぐために

平成22年中の交通事故

概況

平成22年中、京都府内では14,775件(前年対比−234件)の人身交通事故(けがのある事故)が発生しました。そのうち高齢者(65歳以上の方)が被害者又は加害者として関係する事故は3,603件(前年対比+18件)発生しており、交通事故全体が減少傾向であるのに反して増加しています。

また、交通事故死者は96人でしたが、そのうち高齢者が47人と約半数を占めております。これは京都府内の高齢者人口構成率23.1%(総務省推計人口)と比べて2倍以上となり、高齢者が関係する交通事故を防止することが、重要な課題となっています。

特徴

死者47人のうち、歩行中が23人(前年対比−6人)で最も多く、自動車乗車中が14人(前年対比+4人)と昨年より増加しました。

気を付けてほしいこと

 〜平成22年中に発生した高齢者が関係する交通事故の特徴から〜

自宅直近が危ない

歩行中の死者のうち約3割が、自宅から50メートル以内のところで事故に遭っています。自宅から500メートル以内では約6割と、更に高くなります。

自宅近くでも気を抜いてはいけません。自宅の直近で交通事故に遭っている方がたくさんおられるのです。

道路横断時の安全確認

歩行中の死者23人のうち、道路横断中が18人と約8割を占めています。

また、この18人のうち約7割が横断歩道のないところを横断していました。

外出時は

  • 信号や横断歩道を利用できる道のりを選択する
  • 横断歩道等のないところを横断するときは、入念に安全確認をして渡る

ことが大切です。

反射材を着けよう

日が落ちて辺りが暗くなってきたら、「反射材」が活躍します。車のライトが当たると明るく光る反射材を身に着けると、ドライバーが歩行者を見つけやすくなるのです。

反射材にはキーホルダーやタスキ、靴に貼るシールなど、様々なタイプがありますので、靴や杖にあらかじめ貼っておいたり、複数の反射材を組み合わせて使うと事故防止に効果的です。

シートベルトを必ず装着

自動車乗車中の死者14人のうち、半数以上の8人がシートベルトを締めていませんでした。

また、車の破損状況などから、「シートベルトを締めていれば命は助かっていた」と思われる事故もたくさんありました。

シートベルトは命綱。「ちょっとそこまでだから…」と油断せず、正しく装着して自分の命を守りましょう。

運転操作ミスを起こしやすい

高齢ドライバー(四輪)が第1当事者の事故では、ハンドル・ブレーキ等の運転操作ミスが事故要因となっている割合が、高齢者以外のドライバーと比較して約1.3倍高くなっています。

また、高齢ドライバーの死亡事故は16件発生しましたが、そのうち7件が運転操作ミスと極めて多くなっています。

車を運転される方は、様々な交通場面に対して慌てることなく、的確な運転操作ができるよう、スピードは控え目にしましょう。「脳トレ」など簡単なゲームで認知・判断力を鍛えることも交通事故防止に効果的です。

ご存じですか?

高齢者が交通事故で負傷すると致死率が高い

高齢者の交通事故では、歩行中の致死率(全死傷者に占める死者の割合)が5.3%と、65歳未満の致死率0.9%に比べて、約6倍も高くなってます。これは、事故に遭った人の約20人に1人が亡くなっていることになります。

自動車乗車中の事故では、高齢者が1.5%、65歳未満は0.1%と、高齢者の致死率が15倍も高くなっています。

京都交通安全新聞

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京都府警察本部 交通企画課 交通事故防止対策室 電話075−451−9111(代表)

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