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平成24年度京都府知事と京都市長の懇談会の概要

24年12月25日更新

京都府では、府内の市町村との協調・連携を府政の基本姿勢に据え、さまざまな施策に取り組んでいますが京都府の人口56%を占める京都市との緊密な連携は、府政の推進上極めて重要であり、昭和53年以降、知事と京都市長との懇談会を開催して府市協調に取組んでいます。

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山田知事と門川京都市長は8月9日、懇談会を開催し、「京都動物愛護センター(仮称)」を共同で設置、運営することに合意。このほか、府観光連盟と市観光協会、府国際センターと市国際交流協会の事業連携、防災情報システムの共同開発などに取り組むことを話し合いました。

また、平成20年度から、府市行政協働パネル(PDFファイル,49KB)を設置し、検討項目の調整や進捗管理を行う「総合調整パネル」や、環境や地域力再生、健康福祉、防災などの分野ごとの「個別パネル」において、実務者レベルで、府市の共通する課題を提起し合い、府民・市民の視点から府市で協働できることや、二重行政の回避策などについて協議をしています。

「府市行政協働パネル」の開催状況については次をクリックしてください。


※府市行政協働パネルの開催状況

平成24年度京都府知事と京都市長との懇談会の概要

8月9日に開催した京都府知事と京都市長との懇談会の概要は以下のとおりです。

【「京都動物愛護センター(仮称)」の府市共同の設置運営】

・犬猫の収容や譲渡,しつけ方教室などの事業を行う動物愛護施設を全国で初めて府市共同で設置・運営することで合意
・現行の市施設を建替え,平成26年度に南区上鳥羽に新設する「本所」及び既存の府施設である「支所」において,事業を効率的に実施していくことを確認

(関連項目)
・市衛生環境研究所と府保健環境研究所について,合築,二世帯住宅のような形を目指し,府市行政協働パネルにおいて議論していくことで一致
・市観光協会と府観光連盟について,事業面での連携について既存の京都観光振興会議で議論していくことを確認
・市国際交流協会と府国際センターについて,市,府,両財団の4者による協議の場を設置し,事業のあり方について検討していくことで一致

【エネルギー政策】

・原子力発電に依存しないエネルギー社会の実現のため,再生可能エネルギーの普及拡大に向けた目標等を共有しながら,市府共に積極的に取り組むことを確認

【安心・安全】

・万一の原子力災害に備えて,広域的な避難体制や除染に必要な物資の準備などについて,府市行政協働パネル等において具体的に協議していくことで一致
・防災情報の共有に向け,既存システムとの整合性等を考慮しながら,防災情報システムの共同研究を事務的に協議していくことを確認
・耐震改修の促進に加え,事業者の仕事起こしにも繋がることから,府市協調で住宅の耐震化をさらに推進していくことで一致

【地域力再生】

・区民主体のまちづくり活動を支援する市「区民提案型支援事業」と平成25年4月に制度見直しが予定されている府「地域力再生プロジェクト支援事業交付金」を効果的に活用する仕組みづくりについて府市行政協働パネルで協議していくことを合意

【その他】

・生活保護受給者等を対象とした,いわゆる「中間的就労支援対策」について,現場の意見を取り入れながら,実務者間で協議していくことを確認
・リニア中央新幹線「京都駅ルート」の実現に向け,京都だけでなく,関西全体,さらには日本全体の機運の盛り上げが必要であるとの認識で一致。関西広域連合との連携や国・鉄道事業者への働きかけを強めることを確認
・大学政策,留学生対策については,大学コンソーシアムを中心に,経済界,市,府の4者で設置される「大学政策委員会」で議論していくことを確認
・市府の更なる政策融合を進めるため,効果的なシステム作りに向け,実務者レベルで協議していくことを確認

お問い合わせ

総合政策環境部総合政策室

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4389

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