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京都府外来生物情報
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ウチダザリガニ(タンカイザリガニ)Pacifastacus leniusculus

基礎データ

目科名 十脚目アメリカザリガニ科
原産地 北米北西部
導入年代 1926年
導入原因 水産資源として導入

カテゴリー

カテゴリー 要注目種
ランク Dc
外来生物法 特定外来生物

詳細

分布範囲 [全国]ウチダザリガニ(P. l. trowbridgii)が北海道,福島県などに定着。滋賀県に定着しているタンカイザリガニ(P. l. leniusculus)はウチダザリガニの亜種とされていたが,現在は同種とされている。
[府内]定着は確認されていない
選定理由 [被害対象]生態系被害、農林水産業被害
[影響内容]植生への影響、競合・駆逐、土壌・環境攪乱、希少種・固有種への影響
[性質特性]定着性が高い、繁殖能力が高い
[被害程度]被害が大きい、回復困難性
生態的特徴 体長が15cmを超える。大型のザリガニであり,国内では最大級の水生底生動物である。第1胸脚に白い模様が発生することから,英名ではSignal Crayfish(シグナルクレイフィッシュ)として総称されている。 繁殖能力が強い。魚類、底生生物、水草などを捕食する。水草を切断し減少させる。高温や汽水環境に耐性があり,さまざまな水域に生息できる。
見分け方 ウチダザリガニ(タンカイザリガニ)は,第1胸脚に白い模様があることで他種と区別できる。
被害状況 北海道では,ニホンザリガニ(環境省レッドデータブック:絶滅危惧II類)と巣穴を巡る競合が懸念されている。他の小動物を捕食して生態系を攪乱している可能性が高い。イギリスでは捕食と隠れ場所をめぐる競合により,在来底生魚類に影響を与えている。府内への定着は確認されていないが,繁殖能力が強く,高温や汽水環境にも耐性があることから,さまざまな水域に生息できるので注意が必要である。永着すると,魚類,底生生物,水生植物などを捕食し減少させる恐れがある。
必要な防除対策 ペットとして売買されてきた経緯があり,野外に人為的に放逐されることのないよう啓蒙や監視が必要。
参考文献 Lewis, S.D. (2002) Pacifastacus. In: Holdich, D.M. ed., Biology of freshwater crayfish. PP.511-540. Blackwell Science Ltd. Oxford.
川井唯史ほか(2002) 日本における北米産ザリガニ類(タンカイザリガニとウチダザリガニ)の分類および移入状況に関する考察。青森県自然誌研究7: 59-71.
日本生態学会(2002) 外来種ハンドブック.地人書館.
西野麻知子(編)(1993) びわ湖の底生動物III. 滋賀県琵琶湖研究所.
武田正倫(1982) 原色甲殻類検索図鑑. 北隆館、東京.

執筆者:竹門康弘

写真

ウチダザリガニ
提供 財団法人自然環境研究センター

お問い合わせ先 京都府文化環境部自然環境保全課
電話 075-414-4706 ファックス 075-414-4705 Eメール shizen-kankyo@pref.kyoto.lg.jp
所在地 〒602-8570 京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

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