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平成22年8月台風第4号豪雨における「いろは呑龍トンネル」の効果

平成22年8月12日の台風4号による豪雨時に、平成13年に供用開始した「いろは呑龍トンネル(北幹線第1号管渠)」において、貯留率83%、約45,000立方メートルの貯留を行い、地域の浸水被害の軽減に大きな効果を発揮しました。

(平成23年3月15日追加)流入状況がよく分かる動画が、流域下水道事務所のサイトにアップされました。

いろは呑流トンネルイメージ図

いろは呑龍トンネル(北幹線第1号管渠)の概要

いろは呑龍トンネル北幹線第1号管渠とは、向日市を流れる寺戸川流域の浸水被害を軽減するために、阪急洛西口駅西側の府道中山稲荷線の地下に設置された雨水貯留施設です。

  1. 貯留管の構造
    内径8.5m、延長935m、最大貯留量約54,000立方メートル
  2. 事業年度
    平成7年度から平成13年度まで
  3. 事業費
    120億円

貯留及び降雨状況

  1. 貯留量
    45,000立方メートル(貯留率83%)(平成22年8月12日8時10分)

    ※これまでの最大貯留量
    27,000立方メートル(貯留率51%)(平成16年10月20日台風第23号)

    呑龍トンネル寺戸川流入口の写真。午前8時に水位は越流部ギリギリまで上がり、午前9時には50センチ低下した。この頃、呑龍トンネルは過去最大の4万5千立方メートルを貯留。
  2. 降雨状況
観測地点

正法寺

向日市

時間最大雨量

88mm

96mm

56mm

総雨量

125mm

138mm

84.5mm

浸水被害の状況

  • 寺戸川周辺での特段の被害なし。
  • 向日市内(いろは呑龍トンネルの排水区域外)では、床上浸水1戸、床下浸水6戸
  • 府道伏見向日線前田地下道(JRアンダーパス)他2箇所の地下道が冠水

お問い合わせ

建設交通部下水道政策課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-5470

mizukantai@pref.kyoto.lg.jp