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農業集落排水は、農村部における各農業集落の形態に適した小規模分散型の汚水処理施設です。
汚水を安定して効率よく処理し、農業生産の改善、農村の快適な生活環境の創出、豊かな水環境の回復による「美しい快適なむらづくり」を実現すること、処理水の再利用と併せ、発生する汚泥を農地に還元し、循環型農村社会を構築することを目指しています。
下水道と同様に、家庭の台所・トイレ・風呂等から排出される汚水は、家庭の排水設備から汚水ますに流れ込み、道路下に埋設された汚水管を通じて汚水処理施設へ流入し、微生物により分解処理された後、水路や河川等に放流されています。
京都府内では、京都市、福知山市、舞鶴市、綾部市、亀岡市、京田辺市、京丹後市、南丹市、京丹波町、与謝野町の10市町で農業集落排水事業を進め、平成26年度には府内の全計画地区の整備が完了し、現在、91処理場で供用開始しています。
※各市町の整備状況の詳細は、事業概要冊子に掲載しています。
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