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【いろは呑龍トンネル】雨水南幹線の整備について

 平成26年7月に起工式を行い、洛西浄化センター内発進立坑の工事に着手しました。
 平成28年2月には、シールドトンネル本体工事の掘進を開始し、平成32年度の暫定供用開始、35年度の施設完成を目指します。

事業概要

 雨水南幹線は、洛西浄化センターと雨水北幹線を結ぶ、延長約4,260m、内径3.5mのトンネルで、主に国道171号の地下20~30mに敷設する計画です。シールド工法により、地下水や地中のメタンガスに配慮しながら施工します。
 下流端となる洛西浄化センター内には、取り込んだ雨水を桂川へ放流するための「呑龍ポンプ場」や雨水を一時貯留する「調整池」を設置します。
 取り込んだ雨水を貯留しながら同時に放流する機能が加わることで、多様な降雨への対応が可能となり、「いろは呑龍トンネル」は、より効果的な施設となります。

呑龍ポンプ場 シールド機
 ※ 写真左:洛西浄化センター全景、 右:シールドマシン(発進立坑内部の掘進準備状況)

整備効果

 雨水南幹線、呑龍ポンプ場、調整池が完成すると、貯留機能約19万立方メートル、流下機能約4万8千立方メートルの能力を備えた流下貯留管となります。
 また、床上浸水4戸、床下浸水104戸の被害が発生した平成25年9月の台風18号と同等の大雨においても、浸水被害が大幅に軽減されます。

現在の状況

 雨水北幹線第1号管渠と第2・3号管渠を分離し、それぞれが満管(総容量10万7千立方メートル)になるまで雨水を貯留します。

北幹線現況

※西羽束師川、寺戸川の水位が低下したときに放流

 雨水南幹線供用後

 雨水北幹線管渠、南幹線管渠、調整池に雨水を貯留するとともに、桂川へ放流することができます。

 南幹線整備後

お問い合わせ

建設交通部水環境対策課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-5470

mizukantai@pref.kyoto.lg.jp