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代表質問

代表質問

平成29年12月6、7日に行われた代表質問は次のとおりです。(質問順)

災害時のペット一時預かりの応援協定を

小鍛治 義広 公明 南区

<質問>
 災害時に仮設住宅などの避難先でペットが飼えない場合に備え、動物愛護団体や獣医師会などと応援協定を結び、避難先近辺でペットを一時預かりし、飼い主と触れ合う機会が確保できる環境づくりが重要と考えるが。

<答弁>
 熊本地震の際、ペット同伴では避難所に行けない方も多数いた。現在、獣医師会と協定を締結し、治療や感染症予防などについて協力体制をつくっており、今後ペットの救護活動や一時預かりなどについても検討を進めたい。

ほかに、

  • 障がい者にやさしい京都づくりについて
  • いじめ対策におけるSNSなどの活用について

公共事業と民間投資による地方創生を

秋田 公司 自民 南区

<質問>
 JR向日町駅東口周辺整備については、都市計画道路などのインフラ整備に合わせて企業進出が予定されている。今後も周辺地区の土地利用の課題を行政が連携して解決するため、本府も支援・協力をすべきだが、現状と今後の取り組みは。

<答弁>
 昨年10月に京都府、向日市、京都市の三者による勉強会を設置し、府の駅周辺整備と合わせて市のアクセス道路整備を行う方向で調整が整ったところ。今後も、新たなまちづくりのプロジェクトが円滑に進行するよう全力を挙げてまいりたい。

ほかに、

  • 京都経済を支える人づくりについて
  • 府立両大学の展望について

中学卒業まで通院医療費の無料化を

島田 敬子 共産 右京区

<質問>
 京都子育て支援医療費助成制度について、約27億円で中学卒業まで通院も無料化できるとの試算がある。本府と同制度のままの京都市と協議し、通院についても中学卒業まで無料化すべき。

<答弁>
 府の役割は、制度の基礎部分を作ることであり、そのうえで各市町村が地域の実情に応じた政策判断により独自措置を講じる。府も20億円を投入し制度を守っており、ナショナルミニマムとしての子育て医療の制度化を国に強く求めている。

ほかに、

  • 社会保障制度改革、とりわけ国保や介護制度について
  • 防災対策と公共事業、公契約条例について

京都舞鶴港をエネルギー拠点に

池田 正義 自民 舞鶴市

<質問>
 大規模災害時の代替機能や地域振興のため、京都舞鶴港へのLNG基地誘致と、ガスパイプラインの兵庫県三田市までの敷設および、日本海側で埋蔵が確認されているメタンハイドレートをどのように進めるのか。

<答弁>
 兵庫県との研究会立ち上げなど、府のさまざまな取り組みにより、国のガスパイプラインモデルルートの一つに「新潟~舞鶴~三田ルート」が取り上げられた。今後も国に整備への支援を求める。メタンハイドレートについては、関係府県で国に働きかけることで資源量調査など積極的に動き始めている。

ほかに、

  • 台風21号災害について
  • 東京五輪・パラリンピックに向けた取組について

手話言語条例制定の進捗状況は

田中 健志 民進 中京区

<質問>
 6月定例会で知事は、手話言語条例について「本年度中に府議会に提出できるよう全力を挙げる」と答弁したが、府内の先行自治体との違いや、本府が条例制定を進める意義は何か。また現在の進捗状況および制定後の取り組みはどうか。

<答弁>
 共生社会の実現に向け、聞こえに障害がある方の社会参加を進めるため制定する。条例では、手話を言語と認めることなどを基本理念とし、手話で学ぶ機会を設けるなど、教育環境の整備や啓発などを盛り込み、2月議会に上程したい。

ほかに、

  • 共生社会の実現に向けた取り組みについて
  • 主権者教育について

木津川右岸地域の災害に強い道路整備を

北川 剛司 民進 京田辺市・綴喜郡

<質問>
 木津川右岸地域は災害に弱い道路環境である。地域住民の安心・安全のため、国道163号、宇治木屋線、宇治木津線など早急な道路整備が必要と考えるが、どのように進めるのか。

<答弁>
 国道163号では、笠置町有市において木津川増水時の冠水を解消するかさ上げ工事に向けた協議を進めている。また災害時の代替機能を担うため、宇治木屋線犬打峠のトンネル化や宇治田原山手線の整備に今年度から着手するとともに、宇治木津線の早期事業化を国に要望している。

ほかに、

  • 高齢ドライバーの安全確保について
  • まなび・生活アドバイザーの資質向上について

京都スタジアム(仮称)による地域振興を

中村 正孝 自民 亀岡市

<質問>
 スポーツ庁のスタジアム・アリーナ改革指針では、民間活力導入による賑わい創出や持続可能なまちづくりの実現を掲げており、京都スタジアム(仮称)を改革の先駆的事業として、地域の賑わいを創出する施設とするべきと考える。

<答弁>
 球技場はコンサートなどの幅広い利用、商業 ゾーンやクライミングウォールの併設など民間のノウハウを活かし多様な機能を持たせることとしており、スタジアム・アリーナ改革と一致する。また、府も参画した推進会議を設置し、周辺のまちづくりの議論も進めている。

ほかに、

  • 府内産木材の利用促進について
  • ひきこもり対策について

一般質問(主な項目)

12月8日(金曜日)

中川 貴由
(自民 八幡市)
  • 関西の交通インフラ整備による東京一極集中の回避と地域創生について
  • 農業の魅力向上と持続可能な農業施策について
平井 斉己
(民進 北区)
  • 実効性のある教職員の働き方改革について
  • 少年に対する薬物乱用防止対策について
松岡 保
(民進 木津川市・相楽郡)
  • ICTを活用した街づくりについて
  • 山城南医療圏の将来予測と課題について
浜田 良之
(共産 北区)
  • 核兵器禁止条約の意義と京都府戦没者追悼式について
  • 原発再稼働と避難計画の実効性について
植田 喜裕
(自民 中京区)
  • 伝統産業の振興について
  • 障害児スポーツの振興について

12月11日(月曜日)

渡辺 邦子
(自民 伏見区)
  • 歯と口の健康づくりについて
  • 京都地域力ビジネス「ちーびず」について
村井 弘
(公明 宇治市・久世郡)
  • 山城北医療圏の医療体制の充実と医師不足対策について
  • HACCPの推進と公益社団法人京都府食品衛生協会の役割について
林田 洋
(自民 上京区)
  • 明治150年について
  • 文化庁の移転を契機とした文化振興策について
前窪 義由紀
(共産 宇治市・久世郡)
  • コンセッション方式の導入など水道法改正案等について
  • 水道ビジョンの見直し等府営水道の経営問題について
岡本 和德
(民進 右京区)
  • 少子化対策について
  • 障害児福祉計画と医療的ケア児への今後の施策展開について

12月12日(火曜日)

尾形 賢
(自民 京田辺市・綴喜郡)
  • お茶の京都の成果と今後の展開について
  • 警察署と地域団体との協力体制について
本庄 孝夫
(共産 山科区)
  • 障害者グループホームへの支援について
  • 「教育に穴が空く」問題と非正規教員について
菅谷 寛志
(自民 山科区)
  • 「京都府文化力による京都活性化推進条例」の改正について
  • 人口減少・超高齢化社会について
諸岡 美津
(公明 右京区)
  • がん対策推進計画について
  • 信号機の適正管理の推進について

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