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デイ・ケア退所者の声

デイ・ケア退所者の方にインタビューしてみました!

Aさん(20代 男性)

デイ・ケアで目標にしていたことは?

デイ・ケアでの最終目標はやはり『自分の進路を決めること』です。デイ・ケアに通所し始めた頃は、まだ大学を休学中だったので、まずは復学か就労かどちらの道に進むかで悩んでいましたが、デイ・ケアに通所して活動する中で、徐々に就労に気持ちが向いていきました。本格的に就労一本に進路を決めてからは様々な資源を使って自分のやりたいことが何なのかを探すこと、そして就労に向けて必要な体力と生活リズム、利用できる社会資源の知識を身につけることを目標にしてデイ・ケアで活動しました。

具体的にどんな社会資源を利用していましたか?

具体的には、デイ・ケアと並行して就労移行支援を利用し、いろいろな実習に行ったり、ジョブパークやハローワークで相談にのってもらいながら就職活動を進めました。その中で徐々に自分がどんな所で働きたいのかが見えてきて、一般就労のモチベーションにつながったと思います。

デイ・ケアで大変だったことはありますか?

学校など自分が今までいた環境とは違い、幅広い年齢や個性を持った方が来られている所なので、相手に気を遣いすぎてしまうことがあり、ほどよい距離感を保つのが大変でした。徐々に慣れていくにつれて自分にも相手にもストレスにならない対人関係を学ぶことができ、この経験が実際に社会に出た時に役に立つと感じています。

デイ・ケアにきて良かったことは?

まずは体力がついたことです。毎日通所する生活リズムを維持できたこともそうですが、プログラムの中で健康管理をテーマにしたものもあり、日常生活で役に立つ知識も身につけることができました。

さらに就労を目指していた自分にとっては、利用できる社会資源を知ることができたことも良かったと思います。プログラム内で施設見学もでき、実際にどのような場所なのかを見て確認することもできました。

あとは、木工や美術、手工芸など自分の普段の生活ではできないことをプログラムで経験できたことも良かったです。編み物や織物はデイ・ケアに来て初めて体験し、出来るようになりました。

これからデイ・ケア利用を考えている方に一言

3年間を振り返ってあっという間でした。あせらず、でも計画的に目標を立ててやっていくのが一番だと思います。あとは、せっかくなのでいろんなことに挑戦してみる期間にできればいいのかなと思います。

Bさん(30代、女性)

デイ・ケアで目標にしていたことは?

私が目標としていたのは“人付き合い”です。この3年間でだいぶできるようになったなと思っています。特にクラブ活動や休み時間を通して人と話す機会が増え、コミュニケーションが取れるようになりました。

印象に残っているプログラムはありますか?

特にアートと演劇が心に残っています。アートは自由度が高く、自分の好きな物を作ることができるところが良かったです。私はペン習字で暑中見舞いのはがきを作ったり、手工芸ではスマホケースをかぎ編み針で作成しました。陶芸のお皿や花瓶は今でも家で使っています。

演劇は、最初は難しく、どうなることかと心配でしたが、徐々に自分を表現する事に慣れ、終わってみれば出て良かったと感じられました。皆の前で声を出すことで、コミュニケーションの練習になったのも良かったです。

デイ・ケアで良かったことは?

メンバーとのコミュニケーションはもちろんですが、家族とのコミュニケーションもより取りやすくなったことが良かったです。自分が今感じていること、不安などを以前よりも相談できるようになりました。

また、いろいろな社会資源を知ることができ、現在通っている就労継続支援B型事業所も見つけることができたことも良かったことの一つです。家からも近く、自分のペースに合った事業所を見つけることが出来ました。

あとは、スタッフが体調のことなどを気にかけてくれて、いつも丁寧に接してくれたことも良かったなと感じています。通所し始めた頃と比べて体力も付きました。唯一、心残りなのは皆勤賞、精勤賞を取れなかったことですね(笑)

最後にこれからデイ・ケア利用を考えている方に一言

無理をしないで頑張って下さい。

 

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