平成21年度青少年地球環境科学教室を開催しました

教室の様子

 平成21年8月3日(月曜日)に、「身近な物を利用して環境を考える」をテーマとして第19回青少年地球環境科学教室を当研究所で開催しました。小中学生対象の科学実験(2教室)、公開講演会及び施設見学会を行い、教室には35名の参加がありました。ここではその教室で行われた実験内容について紹介します。

詳しい内容はこちらのテキストをご覧ください。

水の汚れを測ってみよう

 地球は水に恵まれた惑星です。表面の70%が水で覆われていますが、ほとんどが海水で、淡水はわずか3%にすぎません。水を汚している大きな原因は、みんなの家庭から出てくる生活排水です。教室では、簡単なろ過装置で水の汚れを取り除くしくみを知るとともに、油性絵の具を用いて水の汚れを測りました。

実験内容

  1. ペットボトルで作った簡単なろ過装置で、汚れた水をろ過しました。
  2. パックテスト(COD)で、水道水、汚れた水、ろ過した水の汚れ具合を測定しました。
  3. それぞれの水の表面に油性の絵の具を浮かべ、広がり具合を観察しました。
  4. 水面に広がった絵の具の膜を紙に写し取る「マーブリング」でいろんな絵を描いてみました。

参加者の声

水の汚れの測り方が分かったことで、水をもっと大切にしようと思った。楽しかったです。

かんきつ類でプラスチックを溶かしてみよう

 発泡スチロールは、軽くていろんな形に加工できるためさまざまな場所で利用されています。でも、いざ捨てようと思ったら、かさを小さくしなければ回収にたくさんの二酸化炭素(CO2)を出してしまいます。教室では、オレンジやミカンの皮から採れる「リモネン」という天然油を用いて、発泡スチロールなどのプラスチックを溶かす実験をしました。

実験内容

  1. 膨らましたゴム風船や発泡スチロールに皮の絞り汁をかけて観察しました。
  2. マジックで描いた絵を、絞り汁で拭いてみました。
  3. かんきつ類の皮と水とを一緒に炊いて、リモネンを取りだしてみました。
  4. 発泡スチロールをリモネンで溶かして、簡単なはんこを作りました。

参加者の声

みかんの皮で発泡スチロールが溶けるのに驚いた。リモネンでゴミを減らすことが出来ると良いなと感じた。

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