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結核について

結核はどうしてうつるの?

結核は、結核菌を出している患者の咳やくしゃみとともに飛び散った結核菌を吸い込むことが唯一のうつり方です。したがって、結核にかかっている人が全部、他の人にうつるわけではありません。特に、結核菌が痰の中にたくさん出ている人、咳の強い人ほど周囲の人にうつすおそれが強くなります。また、結核菌に感染した人の全部が発病して結核患者になるわけではなく、感染した人のうち、1割くらいが結核患者になります。 

結核の症状ってどんなもの?

咳、痰、微熱、体がだるいなど、かぜの症状とよく似ています。そこで、症状が2週間以上続く場合には、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

結核の5大症状

  • せき
  • たん
  • 発熱 夜間のみ発熱する場合があります
  • 血たん
  • 胸痛
  • その他 だるさ、寝汗など

結核はどうやって治すの?

治療は普通4種類の薬を飲みます。現在使われている結核の薬は、とてもよく効きます。早く発見すれば、6から9か月薬を飲み続けることで治ります。また、ほとんどの場合、学校や職場を休むことなく、少し日常生活に注意をするだけでよいのです。ところが、症状がなくなったからといって、この薬を1から2か月くらいで止めてしまうと、その薬が効かない結核菌(耐性菌)を作ってしまうのです。だから、症状がなくなっても結核が治ったわけではありませんので、医師の指示どおり薬を飲み続けなければなりません。

なぜ、今結核が問題になっているのか?

今まで減っていた患者がここにきて増えています。なぜ増えたのでしょうか。

1.高齢者の増加

高齢者の場合、若い頃に感染して体内で眠っていた結核菌が、高齢になり免疫力が低下することで発病します。

2.若年層の患者数減少の鈍化

若年層では結核に対する免疫力がない人が多く、結核患者との接触で、感染、発病の危険性が高くなります。

3.集団感染の多発

デンジャーグループ(教員、保健医療従事者、接客業者など結核になると多くの人にうつす危険性のある人たちのこと)の人が結核にかかり、排菌しているケースがあり、病院や福祉施設、学校などのほか、事業所でも集団感染が多発しています。

4.多剤耐性結核の問題

結核の薬を途中で止めてしまうことで、その薬がきかない結核菌を作ってしまいます。結核の薬は現在11種類ありますが、代表的なリファンピシン(RFP)、イソニコチン酸ヒドラジド(INH)、その他の結核の薬にも効かないものを多剤耐性結核といいます。多剤耐性結核患者は、日本では約2000人いて、さらにあらたに年間80人程度が発病しています。

5.社会全体の結核に対する無関心

結核は「過去の病気」と錯覚し、無関心になっているため、発見を遅らせてしまっています。

 

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健康福祉部健康福祉総務課 保健環境研究所 企画連携課

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ファックス:075-612-3357

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