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ヤスデが住宅街に大発生して困っています!

 ヤスデは踏んだリすると異臭を放つことがありますが、咬んだり刺したりすることは、まずありませんのでご安心ください。
なかには寄生虫である縮小条虫の中間宿主になるものがいたり、熱帯産の種類では強い毒を出し皮膚障害を起こす恐ろしいものもいますが、日本にいる約185種の大部分は無害です。
  また、過去にはその大群による列車の運行障害で新聞記事を賑わしたことがあリますが、最近では、しばしば山林を切リ開いて造った住宅地で梅雨明けの頃などに大発生し、ブロック塀に群がったり家屋内に侵入したりするので、都会の人が気持ち悪がって保健所に苦情や相談を寄せてくるということが多いようです。
ヤスデはムカデと同じ多足類ですが、ムカデが1体節に1対の足であリcentipede(百足)というのに対して、2対の足を持ちmillipede(千足)といいます。
体長は種類にもよリますが、人家に侵入してよく問題を起こすヤスデは2cm程度です。
動作がゆっくりしていて、手で触れると丸くなり死んだふりをするので円座虫ともいいます。
落葉の下、植木鉢の下や腐った木の中など湿っぽく薄暗い場所にいて腐植質を食べています。
ムカデと違って集団を作るのが好きです。これは生殖行動と関係があるともいわれていますが、まだわかっていません。
防除するには、殺虫剤(ダイアジノンなどの有機リン系)の効果も期侍てきますが、まず住宅周辺の落葉などの清掃をすることです。
群れをなすと確かに不快かもしれませんが、ヤスデは植物を食べる有機物分解者として重要な土壌生態系の一員です。このことを忘れたくないものですね。

ヤスデ写真
[写真]:原色図鑑「野外の毒虫と不快な虫」梅谷献二編、全国農村教育協会

 

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