大気常時監視テレメータシステムを更新しました!
(京都府保健環境研究所だより84号掲載)
「大気常時監視テレメータシステム」とは、大気環境濃度を監視するために、府内各地にある測定局から測定値を、電話回線を用いて常時収集して処理するシステムのことです。
4月から新しくなったこのシステムの主な特長について紹介します。
これらの機能により、データ解析や緊急時対応を強化し、迅速な情報提供に努めています。
テレメータ室の写真
ホームページの開設
常時監視データや光化学スモッグ注意報の最新情報をパソコンや携帯電話で見られます。
パソコンからは、過去一定期間の測定データのダウンロードもできます。
収集モードの追加
旧システムでは1時間ごとと10分ごとのデータ収集でしたが、新システムでは2分ごとのデータ収集もできます。
収集値はすぐにグラフ表示ができ、測定機の記録計を見ているような感覚で汚染物質の濃度推移を観察できます。測定機の状態監視にも大変役立ちます。
移動測定局のテレメータ化
測定局には決まった地点に設置されている固定測定局と、必要に応じて測定場所を変えて使用する移動測定局があります。移動測定局は電話回線を敷くことが困難で、これまでは測定値を常時収集することができませんでした。
新システムでは携帯電話による通信を用い、移動局からも常時収集が行えるようにしています。
緊急時対応
光化学スモッグ注意報の発令時は、インターネット経由のFAX自動送信機能により、関係機関に一斉に情報を伝えます。
データ表示機能の強化
測定データは表形式、グラフ形式、地図形式で表示します。また、ワンタッチで表から地図にといった切替もできます。
特に地図表示では、大気汚染物質の濃度を6段階の色区分で表示し、矢羽で風向を表示するので、広域的な濃度分布や濃度推移予想を視覚的に捉えることができます。
その他
監視体制を強化するために、この他にも異常が発生した場合異常内容を端末画面に表示する機能、異常内容を登録されているメールアドレスあてに自動送信する機能などを用意しています。
また、より多様な集計が行えるように、表やグラフを表示している状態から、ワンタッチで市販の表計算ソフトを起動し、自動的にそのデータを読み込むことができます。
(大気課)

