鳥インフルエンザ情報

京都府の新型インフルエンザ対策についてはこちらをご覧ください。

(この記事は、2007年の「WHO感染症情報」に掲載されている内容を要約したものです)

(1)高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)のヒトへの感染が確認された国

H5N1のヒトへの感染が確認された国の地図

1:アゼルバイジャン
2:カンボジア
3:中国
4:ジブチ
5:エジプト
6:インドネシア
7:イラク
8:ラオス
9:ナイジェリア
10:タイ
11:トルコ
12:ベトナム
(2007年5月24日現在のWHOの情報を元に作成)

(2)最近の各国の情報

インドネシアの状況(2007年5月24日付け)

  1. インドネシア保健省は新たなH5N1鳥インフルエンザウイルスの人への感染事例を報告
  2. Central Java 州の Wonogiri 地区に住む5歳の少女が2007年5月8日に発症し、5月15日に入院したが、同月17日に病院内で死亡
  3. 初動調査によると、彼女は発症前に死亡鶏との接触歴あり
  4. インドネシアでは97人の感染が確認され、内77人が死亡

インドネシアの状況(2007年5月16日付け)

  1. WHOはインドネシアにおいて、今年の1月下旬から現在に至るまでに、13の死亡事例を含む15事例の鳥インフルエンザウイルスA型(H5N1)の人感染を確認
  2. インドネシアでは、多くの研究室でH5N1インフルエンザウイルス感染検査は日常的には実施されず、また経験や診断レベルも各研究室間で差あり
  3. WHOは以前からインドネシアでの検査結果を外部評価にかけるよう提言していたが、ジャカルタにある国立研究所のH5鳥インフルエンザウイルス診断能力の正式な現地評価を受け、国立研究所の検査結果を受け入れ、それ以上の外部評価なしに Eijkman 研究所と協力
  4. 評価は東京のWHO協力研究所、インドとタイの国立インフルエンザ研究所、WHO東南アジア地域事務所とWHOインドネシア事務所のウイルス学者及び研究室科学者により実施
  5. 7事例については死病鶏との接触があったが、8事例については感染経路不明

(3)WHOに報告されたヒトの高病原性鳥インフルエンザA(H5N1型)感染確定症例数

(2007年5月24日現在)

合計(2003年~2007年)

国名 合計確定症例数 合計死亡例数
アゼルバイジャン 8 5
カンボジア 7 7
中国 24 15
ジブチ 1 0
エジプト 34 14
インドネシア 97 77
イラク 3 2
ラオス 2 2
ナイジェリア 1 1
タイ 25 17
トルコ 12 4
ベトナム 93 42
合計 307 186

2007年

国名 確定症例数 死亡例数
アゼルバイジャン 0 0
カンボジア 1 1
中国 2 1
ジブチ 0 0
エジプト 16 4
インドネシア 22 19
イラク 0 0
ラオス 2 2
ナイジェリア 1 1
タイ 0 0
トルコ 0 0
ベトナム 0 0
合計 44 28

2006年

国名 確定症例数 死亡例数
アゼルバイジャン 8 5
カンボジア 2 2
中国 13 8
ジブチ 1 0
エジプト 18 10
インドネシア 55 45
イラク 3 2
ラオス 0 0
ナイジェリア 0 0
タイ 3 3
トルコ 12 4
ベトナム 0 0
合計 115 79

2005年

国名 確定症例数 死亡例数
アゼルバイジャン 0 0
カンボジア 4 4
中国 8 5
ジブチ 0 0
エジプト 0 0
インドネシア 20 13
イラク 0 0
ラオス 0 0
ナイジェリア 0 0
タイ 5 2
トルコ 0 0
ベトナム 61 19
合計 98 43

2004年

国名 確定症例数 死亡例数
アゼルバイジャン 0 0
カンボジア 0 0
中国 0 0
ジブチ 0 0
エジプト 0 0
インドネシア 0 0
イラク 0 0
ラオス 0 0
ナイジェリア 0 0
タイ 17 12
トルコ 0 0
ベトナム 29 20
合計 46 32

2003年

国名 確定症例数 死亡例数
アゼルバイジャン 0 0
カンボジア 0 0
中国 1 1
ジブチ 0 0
エジプト 0 0
インドネシア 0 0
イラク 0 0
ラオス 0 0
ナイジェリア 0 0
タイ 0 0
トルコ 0 0
ベトナム 3 3
合計 4 4

(注)確定症例数には死亡例数も含んでいます。WHOは検査により確定された確定例だけを報告しています。