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<平成24年第4週>平成24年1月23日〜平成24年1月29日

今週のコメント

 第4週は、引き続き全国的にインフルエンザの報告が増加し、全国レベルで定点あたりの報告数が先週22.7から35.9と警報レベル(定点あたり30)を超えました
 47都道府県のうち32都道府県が警報レベルとなり、それ以外の県でも注意報レベルを超えています。
 京都府においても2月2日に警報が発令され、第4週は38.87となっています。丹後保健所管内を除き、京都市を始め、全ての保健所管内で警報レベルを超えています。
 今シーズンは、A香港型が流行の中心で国立感染症研究所によると2011年36週から2012年4週に検出されたインフルエンザウイルスは、A香港型が90.3%を占め、ついでB型(山形系統株とビクトリア系統株、系統不明株)が9.3%となっています。
 一方AH1pdm09の検出は少ないまま推移しており、0.46%に過ぎません。
 冬にはインフルエンザなどの呼吸器感染症やノロウイルス、ロタウイルスなどによる感染性胃腸炎が多くなります。手洗い、うがい、また咳エチケットを心掛け、疲労をためないように睡眠を十分とるなど体調を整えるようにしましょう。

(2月6日更新)

  全数報告の感染症

分類 報告
1類感染症 報告がありません
2類感染症 結核が6件報告されました
3類感染症 報告がありません
4類感染症 報告がありません
5類感染症 劇症型溶血性レンサ球菌感染症と
麻しんが各1件報告されました
 
定点把握の対象となる5類感染症

定点当りの報告数の多い上位5疾患


■京都府及び全国での定点当りの報告数が多い上位5疾患

感染症名 定点当りの報告数
京都府 全国
1 インフルエンザ 38.87 35.95
2 感染性胃腸炎 7.63 9.07
3 水痘 1.45 1.66
4 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.92 2.21
5 マイコプラズマ肺炎 0.43 0.78

■基幹定点

マイコプラズマ肺炎が3件報告されました


■眼科定点

流行性角結膜炎が6件報告されました

■京都府での定点当りの報告数が多い上位5疾患の推移


先週からの推移は次の通りです
今週も「インフルエンザ」が第1位、 26.47→38.87 と、さらに増加、全国・京都府ともに警報が発令されました。保健所ごとに見ても丹後と京都市(北・左京・東山・下京・右京各区)を除く地域で警報基準値を超えました。
第2位の「感染性胃腸炎」は 11.10→7.63 に減少しましたが、中丹東と京都市の南区の警報は続行しています。
第3位「水痘」(先週第3位) 1.07→1.45 でやや増加。入れ替わりで第4位になった「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」は 1.25→0.92 、第5位「マイコプラズマ肺炎」は 0.86→0.43 で、どちらもやや減少しました。


疾患ごとのページへのリンク

■京都府

インフルエンザ 咽頭結膜熱 A群溶血性連鎖球菌咽頭炎 感染性胃腸炎 水痘
手足口病   伝染性紅斑   突発性発疹   百日咳   ヘルパンギーナ  
流行性耳下腺炎   急性出血性結膜炎   流行性角結膜炎

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