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<平成24年第9週>平成24年2月27日〜平成24年3月4日

今週のコメント

 第9週、全国の定点あたりのインフルエンザの報告数は引き続き減少し、第8週29.04から第9週23.70になっています。減少傾向を示す都道府県がほとんどで、京都府でも、第8週20.95から第9週17.29と減少しています。
 しかし各保健所単位でみると、増加しているところもありますので引き続き注意が必要です。
 今季検出されるインフルエンザウイルスA香港型(AH3型)が主体となっていますが、最近ではB型が目立つようになってきています。
 国立感染症研究所によると、第4週から第8週までに検出されたB型インフルエンザの割合は24.2%で増加傾向です。
 なお流行の主体となるインフルエンザウイルスの型は国によっても異なります。WHOのHPで見ますとA香港型が多いことは世界的な傾向ですが、メキシコではAH1pdm09が主流ですし、中国ではB型が多くなっています。

(3月12日更新)

  全数報告の感染症

分類 報告
1類感染症 報告がありません
2類感染症 結核が2件報告されました
3類感染症 報告がありません
4類感染症 レジオネラ症が1件報告されました
5類感染症 報告がありません
 
定点把握の対象となる5類感染症

定点当りの報告数の多い上位5疾患


■京都府及び全国での定点当りの報告数が多い上位5疾患

感染症名 定点当りの報告数
京都府 全国
1 インフルエンザ 17.29 23.70
2 感染性胃腸炎 6.36 7.10
3 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.93 2.29
4 水痘 0.79 1.38
5 突発性発疹 0.35 0.45

■基幹定点

マイコプラズマ肺炎が1件報告されました


■眼科定点

流行性角結膜炎が5件報告されました

■京都府での定点当りの報告数が多い上位5疾患の推移


先週からの推移は次の通りです。
第1位から第5位に入った疾患は先週と変わりありません。
第1位「インフルエンザ」は 20.95→17.29 と4週連続減少しています。第2位「感染性胃腸炎」・第3位「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」は、それぞれ 6.32→6.36 ・ 1.90→1.93 で横ばい、第4位「水痘」は 0.92→0.79 、第5位「突発性発疹」は 0.26→0.35 です。


疾患ごとのページへのリンク

■京都府

インフルエンザ 咽頭結膜熱 A群溶血性連鎖球菌咽頭炎 感染性胃腸炎 水痘
手足口病   伝染性紅斑   突発性発疹   百日咳   ヘルパンギーナ  
流行性耳下腺炎   急性出血性結膜炎   流行性角結膜炎

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