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<平成24年第18週>平成24年4月30日〜平成24年5月6日>

今週のコメント

(※17週と合併コメント)
 第17週、18週とインフルエンザの定点当たりの報告数は減少し、第16週5.36から第17週3.82、第18週1.52まで低下しました。ただし沖縄県では11.67とやや増加傾向にあります。京都府では第16週5.57から第17週3.67、第18週1.41に低下しています。
 感染性胃腸炎は15週以降17週まで3週連続で増加していますが、第18週には報告数が減少しました。感染性胃腸炎に関しては、例年5月以降は夏に向けて報告数が減少し、11月頃から増加していきます。感染性胃腸炎の報告数はさらに減少していくと考えられますが、手洗いをしっかり行うことは感染性胃腸炎だけでなく感染症予防の基本となる習慣です。今後も引き続き心掛けるようにしましょう。
 なお、マイコプラズマ肺炎の報告が例年より多い状況が続いています。高熱や咳(痰を伴わない)などで発症し、特に咳が強いのが特徴の一つです。次第に痰も伴うようになりますし、喘息症状が出ることもあります。こうした症状がある場合には医療機関を受診するようにしましょう。 

全数報告の感染症

分 類 報 告
1類感染症 報告がありません
2類感染症 報告がありません
3類感染症 報告がありません
4類感染症 報告がありません
5類感染症 報告がありません

定点把握の対象となる5類感染症

■京都府及び全国での定点当りの報告数が多い上位5疾患

感染症名 定点当たりの報告数
京都府 全国
1 感染性胃腸炎 5.47 5.23
2 インフルエンザ 1.41 1.52
3 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.86 1.10
4 水痘 0.74 0.90
5 流行性角結膜炎 0.35 0.40

■基幹定点

マイコプラズマ肺炎が1件報告されました

■眼科定点

流行性角結膜炎が6件報告されました

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■京都府での定点当りの報告数が多い上位5疾患の推移

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今週の感染性胃腸炎地図(京都府版)

地図
罹患数 定点当たり
丹後 7 1.75
中丹西 17 5.67
中丹東 27 5.40
南丹 26 5.20
乙訓 22 11.00
山城北 40 4.00
山城南 2 0.67
京都市 258 6.29
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