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<平成25年第4週>平成25年1月21日〜平成25年1月27日

今週のコメント

 全国レベルのインフルエンザの定点あたりの報告数が前週の22.58から36.44と、警報レベルの30を超えました。また学校におけるインフルエンザ様疾患の発生報告によれば、休校や学年閉鎖、学級閉鎖を行った施設も前週の2倍以上になっています。
 京都府では、京都市の一部で警報レベルとなり、全体としては前週13.89から23.55に増加しています。京都府を含め、京都府の隣接府県、近畿地方では、警報レベルに達していませんが、第5週には警報レベルに達するものと思われます。
 京都府における感染性胃腸炎の報告は、昨年10月末から12月下旬にかけて例年より多く推移していましたが、年明け後は例年同様に推移しています。
 また京都府におけるRSウイルス感染症の報告数は、昨年秋から例年を上回る増加がみられていましたが、昨年10月以降は徐々に低下し、現時点では例年同様となっています。
 京都府においてもインフルエンザの流行が拡大してきています。インフルエンザに罹らない、拡げないために、体調を整え、手洗いや咳エチケットの実行を徹底するよう心がけましょう。

全数報告の感染症

分 類 報 告
1類感染症 報告がありません
2類感染症 結核が7件報告されました
3類感染症 報告がありません
4類感染症 レジオネラ症が1件報告されました
5類感染症 報告がありません

定点把握の対象となる5類感染症

■京都府及び全国での定点当りの報告数が多い上位5疾患

感染症名 定点当たりの報告数
京都府 全国
1 インフルエンザ 23.55 36.44
2 感染性胃腸炎 6.96 7.85
3 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.66 1.94
4 水痘 1.48 1.34
5 流行性角結膜炎 0.29 0.49

■基幹定点

報告がありません

■眼科定点

流行性角結膜炎が5件報告されました

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■京都府での定点当りの報告数が多い上位5疾患の推移

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今週のインフルエンザ地図(京都府版)

地図
罹患数 定点当たり
丹後 108 21.60
中丹西 67 13.40
中丹東 144 18.00
南丹 235 26.11
乙訓 137 22.83
山城北 475 29.69
山城南 68 13.60
京都市 1616 24.12
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