ホーム >> 感染症情報(週報)

<平成25年第25週>平成25年6月17日〜平成25年6月23日

今週のコメント

 風しん11件、麻しん1件の報告がありました。京都府では、これまでに累計で風しんは207件、麻しんは4件となっています。
 風しんの報告数は、全国で第22週(849件)、第23週(648件)、第24週(671件)、第25週(504件)と増加傾向にはありませんが、多数例の報告が続いています。第25週までの累積では、東京都、大阪府、神奈川県、兵庫県、千葉県、埼玉県、鹿児島県、愛知県、福岡県、京都府の順に多く、累積件数では東京都が最多ですが、最近では大阪府からの報告が多く、東京都との差が以前より小さくなっています。
 また京都府における麻しんの報告例は、累積で4件となりました。麻しんは風しんと同様に東京都を中心とした関東地方、大阪府を中心とした関西地方での報告が目立ちます。
 夏に流行するウイルス感染症である咽頭結膜熱、手足口病、ヘルパンギーナのうちヘルパンギーナが増加傾向、また手足口病の報告件数が前週よりも増加しています。
 咽頭結膜熱は前週よりも少なくなっていますが、夏の間は増減を繰り返しながらも報告件数の多い状況が続くと思われます。夏かぜの時には、暑い時期でもあり、こまめに水分摂取をするように注意しましょう。

全数報告の感染症

分 類 報 告
1類感染症 報告がありません
2類感染症 結核が6件報告されました
3類感染症 腸管出血性大腸菌感染症が3件報告されました
4類感染症 報告がありません
5類感染症 後天性免疫不全症候群と麻しんが各1件、風しんが11件報告されました

定点把握の対象となる5類感染症

■京都府及び全国での定点当りの報告数が多い上位5疾患

感染症名 定点当たりの報告数
京都府 全国
1 感染性胃腸炎 4.27 4.68
2 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.27 1.83
3 水痘 1.09 1.17
4 手足口病 0.85 2.09
5 ヘルパンギーナ 0.63 0.63

■基幹定点

報告がありません

■眼科定点

流行性角結膜炎が7件報告されました

▲ページTOPへ

■京都府での定点当りの報告数が多い上位5疾患の推移

▲ページTOPへ

今週の手足口病地図(京都府版)

地図
罹患数 定点当たり
丹後 2 0.50
中丹西 2 0.67
中丹東 27 5.40
南丹 - -
乙訓 - -
山城北 6 0.60
山城南 2 0.67
京都市 25 0.61
京都市版はこちら
近隣版はこちら
▲ページTOPへ
インフルエンザ 咽頭結膜熱 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 感染性胃腸炎 水痘
手足口病   伝染性紅斑   突発性発しん   百日咳   ヘルパンギーナ  
流行性耳下腺炎   急性出血性結膜炎   流行性角結膜炎   RSウイルス感染症
▲ページTOPへ
丹後 中丹東 中丹西 南丹 京都市 乙訓 山城北 山城南