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<平成26年第47週>平成26年11月17日〜平成26年11月23日

今週のコメント

 第47週、感染性胃腸炎の報告がさらに増加しています。京都市左京区で定点あたりの報告が20件を越え、警報レベルに達しています。また京都市南区や乙訓保健所管内で、定点あたりの報告が15件を越えています。本格的な感染性胃腸炎のシーズンに突入しました。手洗いの励行、および嘔吐物などの適切な処理に注意してください。RSウイルス感染症の報告は引き続き高水準で推移し、またA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告が少し増加しています。手洗い・うがいを徹底してください。
 12月1日は「世界エイズデー」です。世界レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、WHO(世界保健機関)が1988年に制定したものです。毎年12月1日を中心に世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。京都府では「世界エイズデー」にあわせ、12月を「京都府エイズ予防月間」として、エイズ検査・相談、普及啓発活動への取り組みを強化しています

全数報告の感染症

分 類 報 告
1類感染症 報告がありません
2類感染症 結核が2件 報告されました
3類感染症 腸管出血性大腸菌感染症が1件 報告されました
4類感染症 レジオネラ症が1件 報告されました
5類感染症 カルバペネム耐性腸内細菌感染症と急性脳炎がそれぞれ1件 報告されました

定点把握の対象となる5類感染症

■京都府及び全国での定点当りの報告数が多い上位5疾患

感染症名 定点当たりの報告数
京都府 全国
1 感染性胃腸炎 8.76 7.42
2 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.39 2.49
3 RSウイルス感染症 1.14 1.65
4 水痘 0.77 1.10
5 手足口病 0.63 0.81

■基幹定点

報告がありません

■眼科定点

流行性角結膜炎が3件 報告されました

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■京都府での定点当りの報告数が多い上位5疾患の推移

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今週の感染性胃腸炎地図(京都府版)

地図
罹患数 定点当たり
丹後 5 1.25
中丹西 22 7.33
中丹東 37 7.40
南丹 13 2.60
乙訓 71 17.75
山城北 44 8.80
山城南 1 0.33
京都市 420 10.24
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