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<平成30年第33週>平成30年8月13日〜平成30年8月19日

今週のコメント

平成30年第33週の報告です。
感染性胃腸炎の京都府全体での定点当たり報告数は、2.05件とさらに減少しました。手足口病は定点あたり0.55件と減少していますが京都市伏見区では警報レベルが続いています。その他の感染症は先週までと比べて著変ありません。
全数報告対象の感染症は、結核が3件、腸管出血性大腸菌感染症が1件、E型肝炎が1件、アメーバ赤痢劇症型溶血性レンサ球菌感染症がそれぞれ1件、梅毒が2件、百日咳が3件報告されました。また、基幹定点の報告として、流行性角結膜炎が3件報告されました。
今週も腸管出血性大腸菌感染症、E型肝炎、アメーバ赤痢と食事摂取にかかわる感染症の報告が続いています。そのほかにもカンピロバクター感染症など食中毒の原因となる疾患の報告もみられます。調理器具の消毒・手入れなどの衛生に留意することが食中毒の予防に重要です。また食事前の手洗いを十分に行うことでヒトからヒトへの2次感染を予防してください。

全数報告の感染症

分 類 報 告
1類感染症 報告がありません
2類感染症 結核 が 3件 報告されました
3類感染症 腸管出血性大腸菌感染症 が 1件 報告されました
4類感染症 E型肝炎 が 1件 報告されました
5類感染症 アメーバ赤痢劇症型溶血性レンサ球菌感染症 が それぞれ1件 、 梅毒 が 2件 、百日咳 が 3件 報告されました
全数報告一覧へ

定点把握の対象となる5類感染症

■京都府及び全国での定点当りの報告数が多い上位5疾患

感染症名 定点当たりの報告数
京都府 全国
1 感染性胃腸炎 2.05 2.50
2 RSウイルス感染症 0.84 1.34
3 ヘルパンギーナ 0.79 1.48
4 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.71 0.83
5 手足口病 0.55 1.00
■京都府の定点当りの報告数の一覧表へ 保健所別年齢階級別

■基幹定点

報告がありません

■眼科定点

流行性角結膜炎 が 3件 報告されました

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■京都府での定点当りの報告数が多い上位5疾患の推移

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今週の手足口病地図(京都府版)

地図
罹患数 定点当たり
乙訓 2 0.50
山城北 4 0.40
山城南 2 0.67
南丹 - -
中丹西 2 0.67
中丹東 - -
丹後 - -
京都市 32 0.74
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