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<令和2年第5週>令和2年1月27日〜令和2年2月2日

今週のコメント

令和2年第5週の報告です。
インフルエンザは定点あたり12.30件と減少しています。その他の感染症の報告数に大きな変化はありません。インフルエンザは先週に続き南丹、山城南、京都市南区で警報レベルとなっています。中丹西、中丹東、乙訓、山城北、京都市右京区、西京区、伏見区、山科区で注意報レベルとなっています。中丹西でA群溶血性レンサ球菌咽頭炎が警報レベルとなっています。水痘が京都市左京区で注意報レベルとなっています。全数報告対象の感染症は、結核が11件、侵襲性肺炎球菌感染症麻しんがそれぞれ1件 、梅毒百日咳がそれぞれ2件報告されました。基幹定点からマイコプラズマ肺炎が1件、眼科定点から流行性角結膜炎?が3件報告されました。
2019年第50週にインフルエンザ定点報告数が10を超え注意報レベルとなってから流行が続いていますが、やや報告数は減少傾向を認めています。例年に比べ流行入りが早く、感染拡大が危惧されましたが例年と患者報告数は特に変わりはありません。
新型コロナウイルス感染症の感染者が日本でも報告されていますが、インフルエンザ同様、こまめな手洗い、マスク等の咳エチケットが感染予防の基本となります。必要以上に心配することなく、十分な栄養と休息、適切な湿度を保ち感染予防に努めてください。

全数報告の感染症

分 類 報 告
1類感染症 報告がありません
2類感染症 結核 が 11件 報告されました
3類感染症 報告がありません
4類感染症 報告がありません
5類感染症 侵襲性肺炎球菌感染症麻しん が それぞれ1件 、 梅毒百日咳 が それぞれ2件 報告されました
全数報告一覧へ

定点把握の対象となる5類感染症

■京都府及び全国での定点当りの報告数が多い上位5疾患

感染症名 定点当たりの報告数
京都府 全国
1 インフルエンザ 12.30 14.11
2 感染性胃腸炎 4.69 6.92
3 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 2.44 3.49
4 咽頭結膜熱 0.34 0.39
5 RSウイルス感染症 0.26 0.35
■京都府の定点当りの報告数の一覧表へ 保健所別年齢階級別

■基幹定点

マイコプラズマ肺炎 が 1件 報告されました

■眼科定点

流行性角結膜炎 が 3件 報告されました

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■京都府での定点当りの報告数が多い上位5疾患の推移

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今週のインフルエンザ地図(京都府版)

地図
罹患数 定点当たり
乙訓 117 16.71
山城北 298 17.53
山城南 59 11.80
南丹 118 13.11
中丹西 61 12.20
中丹東 103 12.88
丹後 51 8.50
京都市 743 10.77
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