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<令和2年第6週>令和2年2月3日〜令和2年2月9日

今週のコメント

令和2年第6週の報告です。
インフルエンザは京都府では定点あたり9.29件、全国では9.04件と減少しています。その他の感染症の報告数に大きな変化はありません。インフルエンザは京都市南区のみで警報レベルとなっています。丹後、乙訓、山城北、京都市右京区、伏見区、中京区、山科区で注意報レベルとなっています。中丹西でA群溶血性レンサ球菌咽頭炎が警報レベルとなっています。水痘が京都市左京区で注意報レベルとなっています。全数報告対象の感染症は、結核が5件、レジオネラ症が1件、侵襲性肺炎球菌感染症が1件報告されました。基幹定点の報告として、マイコプラズマ肺炎が5件報告されました。また眼科定点の報告として流行性角結膜炎が3件報告されました。 2019年第50週以降注意報レベルとなっていたインフルエンザは定点報告数が10以下となりました。流行は終息しつつありますが引き続き手洗い、うがいをお願いします。
新型コロナウイルス感染症を疑う症例の特徴として特異的なものは乏しく、発熱、咳などの症状があり肺炎像を呈すると言われています。発症前14日以内に中華人民共和国湖北省又は浙江省に渡航していたり、湖北省又は浙江省に渡航や居住していた方と濃厚接触歴があり、発熱や呼吸器症状がある場合はマスクを着用するなどし、保健所へ連絡の上指示に従って医療機関を受診していただくようお願いします。

全数報告の感染症

分 類 報 告
1類感染症 報告がありません
2類感染症 結核 が 5件 報告されました
3類感染症 報告がありません
4類感染症 レジオネラ症 が 1件 報告されました
5類感染症 侵襲性肺炎球菌感染症 が 1件 報告されました
全数報告一覧へ

定点把握の対象となる5類感染症

■京都府及び全国での定点当りの報告数が多い上位5疾患

感染症名 定点当たりの報告数
京都府 全国
1 インフルエンザ 9.29 9.04
2 感染性胃腸炎 3.84 6.35
3 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 2.29 3.56
4 咽頭結膜熱 0.27 0.45
5 水痘 0.27 0.39
■京都府の定点当りの報告数の一覧表へ 保健所別年齢階級別

■基幹定点

マイコプラズマ肺炎 が 5件 報告されました

■眼科定点

流行性角結膜炎 が 3件 報告されました

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■京都府での定点当りの報告数が多い上位5疾患の推移

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今週のインフルエンザ地図(京都府版)

地図
罹患数 定点当たり
乙訓 79 11.29
山城北 249 14.65
山城南 23 4.60
南丹 46 5.11
中丹西 40 8.00
中丹東 46 5.75
丹後 72 12.00
京都市 615 8.91
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