行政文書解題 「ほ」から始まる文書
2007年11月30日 更新
豊国廟関係調査綴
阿弥陀ケ峰一帯の国有林の取扱いについて、京都府が関係者との間で大正7(1918)年から昭和6(1931)年までに調整を行った往復文書綴1冊。太政官は、慶応4(1868)年、大阪城落城のあと家康により取り壊された豊太閤を顕彰するための阿弥陀ケ峰(豊国山)の廟の再興を布告した。豊国神社は、阿弥陀ケ峰下大仏殿の地を社地とし、さらに阿弥陀ケ峰豊公墓地も神杜の付属地とし、明治13(1880)年再興された。大正7(1918)年京都府は農商務省に対し阿弥陀ケ峰一帯の国有林の豊公塋域への組換の件を稟請するが、一方、該国有林に対し上地者である妙法院も保管林の設定を農商務省に出願した。農商務省は京都府に対し両者の調整を指示、府は約14年の年月をかけて昭和6(1931)年解決にこぎつけた。担当課の社寺課が編綴したもの。
