古文書解題 「む」から始まる文書
2011年3月4日更新
宗家文書(むねけもんじょ) 館古387
相楽郡湯船村(現和束町)の庄屋宗家に伝えられた幕末から明治にかけての文書、58点。内容は「万日記」または「金銀出入覚帳」と題されるもの10冊のほかは、ややまとまりに欠ける。しかし、「板日記控帳」(明治12年)、「板出帳」(明治14年)、「板請取控帳」(明治30年)のほか材木・炭焼き関係の史料と「青茶貫目万覚帳」(明治24年)、「茶撰上控簿」(明治35年)など地域の産業と関係するものもある。
室町頭南半町文書(むろまちかしらみなみはんちょうもんじょ) 館古567
室町頭南半町の年寄高木惣七が京都の町文書として古くから秘蔵されていた文書を写したもの。元亀元(1570)年織田信長の朱印状ほか、戦国期から江戸初期迄の権力者から町に出された朱印状等の写である。明治5(1872)年。1点。
室町幕府奉行人連署奉書(むろまちばくふぶぎょうにんれんしょほうしょ) 中館古016
明応7(1498)年11月5日付で、京都近郊吉田社領池田庄内において、津田兵庫助の半済分違乱を停止し、荘園の所務を全うするよう出された室町幕府の命令、1点。折紙、軸装、桐箱収納。
室町幕府奉行人連署奉書(むろまちばくふぶぎょうにんれんしょほうしょ)中館古017
明応9(1500)年11月5日付けで、西八条遍照心院雑掌にあてて、東寺との境内相論中、糾明を遂げるまで所務中止を幕府が命じた文書、1点。折紙、軸装。同様の命令を東寺雑掌に命じた同日付のものが高山寺文書にある。
