ホーム > 産業・しごと > 農林水産業・農山漁村 > 京都府農林水産技術センター海洋センター Fisheries Technology Department; Kyoto Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Technology Center > 丹後の海からの情報(平成20年1月)
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1月4日から20日までの間に、主に伊根町新井崎、舞鶴市田井の大型定置網で、体重約10キログラムの大型ブリが8,617尾(約83トン)漁獲されました。
1月に80トンを超える漁獲があったのは、昭和56年以来27年ぶりです。
昨年の年間漁獲量は、2,230トンでした (平成18年1736トンの28.5パーセント増でした) 。
さわら銘柄(体重1.5キログラム以上)が166トン、さごし銘柄が2,064トンでした。
舞鶴市の神崎海岸(西神崎:由良川右岸河口付近)にダイオウイカが漂着しました。全長約3.3m、外套長約1.8mという巨大なイカで、まさに大王の貫禄でした。発見は12月27日朝ですから、12月26日から翌27日にかけて漂着したものと思われます。
冬季の日本海では、まれに海岸に漂着したり定置網に入ったりします。昨冬は特に漂着数が多く、山口県や兵庫県など日本海全体で6個体もの報告がありました。
近年の京都府の記録は、以下の3例です。1つ目は2002年1月15日に京丹後市網野町五色浜で捕獲された例、2つ目は2003年1月11日に舞鶴市野原の大型定置網に入網し捕獲された例、3つ目は2007年1月24日に伊根町鷲崎の小型定置網に入網したが逃避したという例です。
今回の個体は、過去に当所が入手した2個体と同様、東京にある国立科学博物館に研究用標本として提供しました。
今回の標本もたいへん貴重なものですが、残念ながら胴体の一部が刃物で切り取られていました。ダイオウイカの生態はあまり知られておらず、非常に謎の多いイカです。また、その標本も滅多に手に入れることができません。もし、ダイオウイカを捕獲したりお見かけになったりしたら、都道府県の水産試験場などに連絡して下さい。携帯電話のカメラやムービーで撮影したものでも貴重な資料となります。
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