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丹後の海の生き物(アイナメ)

アイナメ

  日本各地の沿岸に生息しており、藻が繁茂した磯などによく見られます。丹後では「しじゅう」と呼ばれていますが、いつも(始終)同じ場所に生息(止住)しているからでしょうか。好奇心の強い魚で、潜水中に見つけても逃げるどころか近づいて来て、こちらを観察しているような仕草を見せます。
  アイナメは親と子で姿形が著しく異なる魚です。親は褐色系の地味な体色の底魚ですが、5センチ位までの稚魚は背が青緑色、腹が銀色をしたイワシみたいな表層魚です。
  釣り人の多くは、アイナメと類縁種のクジメを混同しているのではないでしょうか。尾びれの後縁が丸いのがクジメ、真直ぐなのがアイナメです(写真)。クジメは大きくなっても25センチ程度ですが、アイナメは40センチを超えるものも見られます。
  釣れる魚の少ない冬から春にかけて良く釣れるため、寒い時期が旬であるとされていますが、いつでも美味しい魚です。白身の肉には意外なほど脂が乗っていて、刺身や塩焼き、煮付け、何でもオッケーです。

京都府立海洋センター主任研究員 藤原正夢 

(平成19年3月21日、京都新聞掲載)

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