研究こぼれ話(魚病診断)
魚や貝類などに発生する病気のことを魚病と言います。海洋センターでは、魚病の検査・診断を行っています。我々人間と同様に、水中の生物も病気になります。養殖場であれ天然水域であれ、一度病気が発生し蔓延すると、養殖業や天然資源に深刻な打撃を与えてしまう危険性があります。そのような事態を防ぐためにも、病気が疑われる個体が見つかった場合、速やかに検査・診断を行って病気の原因を特定し、有効な対策をとる必要があります。
魚病と一口に言ってもその種類は様々で、病原体は寄生虫、カビ、細菌、ウィルスなど多岐にわたります。また、診断手法も一般的なものから先端技術を使ったものまで、色々あります。それらの知識と技術を駆使して診断にあたるのですが、すぐに特定できる病気もあれば、時間がかかる病気もあります。中には症状があるのに病原体が出てこない例、複数の病気にかかっているような例もあり、診断に苦労することがしばしばありますが、できるだけ早く確実な診断結果や対策案をお返しできるよう、担当者は日々格闘しています。
(養殖・魚病担当)
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