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丹後の海の生き物(ズワイガニ(フタカワ))

脱皮直前のズワイガニ

 ズワイガニは他のカニやエビと同じように脱皮をして大きくなります。カニ漁が始まると、水揚げ市場には時々隅のほうに「フタカワ」「二重皮」などと書かれた雄ガニが並ぶことがあります。これは脱皮前の雄ガニで、新しい甲羅が古い甲羅の内側に出来ており、甲羅が二重になっていることからこのように呼ばれます。これは甲羅だけではなく、ハサミや脚など全てがこの状態です。
写真はまさに脱皮直前の状態で、新しい甲羅の一部が現れています。雄ガニの水揚げできる大きさは、甲幅(甲羅の幅)9 cm以上と決められています。甲幅3 mmの大きさで海底での生活を始めてから、およそ10回の脱皮を繰り返して、水揚げできる大きさになります。甲幅9 cm以上の雄ガニになると、1回の脱皮で約2 cm大きくなります。
「フタカワ」は見た目が良くないこと、いわゆる「二重皮」で食べにくいことから、スーパーや魚屋にはほとんど流通しませんが、漁業者や仲買業者の皆さんによれば、「フタカワ」の「みそ(肝膵臓)」は濃厚で、絶品とのことです。 

 (平成24年2月1日 山﨑淳)

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