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研究こぼれ話(「ウミネコ」と「オオミズナギドリ」)

  この2種類の海鳥は、漁業者が底曳網や、定置網を操業し始めるとどこからともなく飛来し、網が海面まであがって漁獲物が見え始めるまでは、付近の海面に浮かんで操業を眺めています。海洋調査船「平安丸」で行う桁網調査でも、網を海中に入れて曳網しているときには姿が見えないのに、網を船上に引き揚げる頃には、数十羽多いときには数百羽が、網からこぼれ落ちる魚を狙っています。
  面白いもので、ウミネコは海面付近でしか補食できないのに、オオミズナギドリは海面下2m以上も潜って捕食します。時には一匹の魚を巡って、数羽のオオミズナギドリの争奪戦を見ることもあり、ちょっとした自然界の厳しさも垣間見られます。魚の姿が見られなくなると、また何事もなかったかのように次の争奪戦に向けて、船の周りの海面で優雅に浮かんだり、船首等で羽を休めたりしています。
  平安丸が調査を終えて帰路についても上空をずっと追跡してきますが、陸が近づいてくると操業をしないことがわかるのか、いつの間にか姿は見えなくなっています。

ウミネコ オオミズナギドリ

(船舶担当)

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