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研究こぼれ話(サワラの標識放流)


  京都府のサワラは、2006年(平成18年)から3年連続で漁獲量日本一となり、増えたサワラを有効利用しようと地域特産品の開発なども始められていますが、実はその生態はあまり良く分かっていません。そこで、日本海の府県が連携し、なぜ急激に漁獲量が増加したのか、どこから来遊してくるのかといったことを解明することにより、日本海へのサワラの供給量を予測する研究が行われています。その研究の一環として、海洋センターでは、標識放流調査を実施し、サワラの分布・移動回遊を調べています。
  天然サワラの標識放流は、日本でも実施例が少なく、どんな標識を、どこに、どのように付ければ良いかといった技術的な問題もあります。海洋センターでは、これまでにマダイやヒラメ、ブリ、アカガレイなど数多くの魚種の標識放流を行ってきましたが、サワラについては経験が少なく、手法や作業手順を確認しながら実施しています。調査は、漁業者の協力を得て、曳釣りでサワラを漁獲し、黄色のスパゲッティタグ(チューブ型標識)を背中に装着して、速やかにその場に放流します。しかし、釣り針を外すのに手間取って弱らせてしまったり、標識を打ち損じたりして、悪戦苦闘しながらチャレンジしています。標識の付いたサワラを再捕、発見された場合は、是非海洋センターまでご一報いただきますようお願いします。

標識放流の様子 釣り上げられたサワラ

(定置・漁海況担当)

 

 丹後の海の生き物(サワラサワラ2

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