研究こぼれ話(平安丸の夜間航海…調査後のひととき)
夏を迎え、海洋調査船「平安丸」のフィールド調査が最盛期に入り、「平安丸」の12名のクルーも多忙な日々送っています。6月某日には底生生物調査を行いましたが、当日の日中は気温が35度を越え、風も止まって大変厳しい調査となりました。調査は夜中に終了し、クタクタになって帰港するのが常ですが、この時期には素晴らしい光のショーを楽しむことができます。
春から夏にかけて大量発生する夜光虫というプランクトンは、物理的な刺激によって光る性質を持っています。調査海域から港まで「平安丸」は波を切って航行しますが、そのときの刺激によって、夜光虫は青白く輝きます。その神秘的な光は一瞬ですが、仕事の疲れを癒してくれます。
ちなみに夜光虫は日中は赤く見えるため、重大な赤潮が発生したと思われがちですが、毒素も出さないので漁業上特に問題になることはなく、この季節の風物詩でもあります。
(業務部船舶担当)
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