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丹後の海の生き物(マボヤ)

マボヤ

  実に色鮮やかで、南国の果物に見えなくもありません。「海のパイナップル」とも称されるマボヤは、三陸名物として有名で、刺身、酢の物、塩辛など様々な形で食されます。独特の風味に魅了される人は多く、最近では関東地方でも流通量が増えているとか。丹後にも生息しますが、食習慣はありません。数少なく人目に触れることがあまり無いためでしょうか。
  マボヤの体は被嚢(ひのう)と呼ばれる丈夫な外皮に覆われています。食用となるのは、その内側にある筋膜体と呼ばれる部分。ちなみにホヤはれっきとした動物で、以前に紹介されたサルパと同じ尾索動物の仲間です。イカ・タコやエビ・カニよりもずっと脊椎動物に近く、我々と同じ脊索動物門というグループに属しています。
  ホヤの風味は鮮度次第といわれ、採れたてをその場で頂くのが一番。しかし素もぐりでのパイナップル狩りは想像しただけでも大変です。幸い三陸産の養殖物ならネットで簡単に手に入る時代。興味のある方は、まずこちらで試してみてはいかがでしょうか。

京都府立海洋センター主任 今西裕一
(平成19年7月18日、京都新聞掲載)

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