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丹後の海の生き物(ヨロイイタチウオ)

ヨロイイタチウオ


  ヨロイイタチウオの幼魚はオタマジャクシみたいな体型で黒い横縞があるかわいい魚です。一方、成魚は大きな口で小魚やエビなどを食べ、10年近くかけて全長50センチ以上にもなります。本種は主に相模湾以南の太平洋岸~東シナ海に生息しています。分布が重なる近縁のシオイタチウオとの違いは、あごの真下に長いひげが生えていることです。
  関東や九州地方では「ひげだら」「あかひげ」と呼ばれ、大きいものになると1尾数千円で取引されています。昆布〆ではヒラメやコチよりもおいしいとされるほどで、他には西京漬け、高級蒲鉾、鍋や干物などで食されている知る人ぞ知る美味食材です。丹後では、水深百数十メートルで底びき網により少量ですが漁獲されています。産卵前の春先に、一度味わってみたいものです。

京都府立海洋センター技師 藤原邦浩
(平成20年8月20日、京都新聞掲載)

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