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3.投棄されるカニの大きさ
 
??  次に、投棄されているカニの大きさを調べてみます。雄ガニでは、甲幅3cmのかなり小型のものから、15cmの大型のものまでが混獲されています。(図3)。その主体は、甲幅5cm前後から9cm未満です。漁獲することができる大きさは9cm以上ですから、混獲されている多くのものは、この大きさに満たないカニであることが分かります。
甲幅5cm以上の雄ガニは1年の1回脱皮を行うこと、また、甲幅9cm未満の雄ガニでは、最終脱皮を終えて成長が止まるカニは少ないことが分かっています。(季報46号で紹介しました)したがって、甲幅7〜8cmと5〜6cm前後のカニはそれぞれ1年後、2年後には漁獲できる大きさに成長します。
  雌ガニでは、甲幅3cmから9cm前後の成体ガニ(腹部に卵を抱いている親ガニ)が混獲されています(図4)。その主体は、甲幅5cm前後から8cm前後のものです。雌ガニも雄ガニと同じように、これらのカニは1〜3年後には漁獲できるようになります。
  このように、投棄されている多くのカニは、漁獲が禁止されている大きさのもので、1〜3年後には水揚げすることができる「漁獲予備軍」であることが分かります。
 

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