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2.アカガレイは雑食
 
 アカガレイはカレイ類の中では口が大きい魚です。ですから、アミエビ、クモヒトデ(5本足)、多毛類(ゴカイの仲間)、ヨコエビなどの小動物とともにキュウリエソ(名前から予想されるとおり、この魚はキュウリの匂いがします)やホタルイカなども摂餌しています(図2)。
 アカガレイの餌生物の種類は大きさや季節によって異なるようです。例えば、4〜5月では、体長20cm以下の小型のアカガレイはアミエビを、体長20〜30cmのものはホタルイカとアミエビとキュウリエソを、体長30cm以上のものはホタルイカとクモヒトデを主に摂餌しています。1尾のアカガレイの胃の中から胴の長さ7cm位のホタルイカが5匹出てきたり、体長6cm位のキュウリエソが7匹も出てきた場合もありました。
 ところで、アカガレイの餌となるアミエビ、キュウリエソ、ホタルイカそれ自体の分布も季節により変わります。アカガレイは摂餌のためにそれら3種を追って棲み場を変えていると考えられます。アカガレイの重要な餌生物が、いつ、どこに多く分布しているのかを明らかにすることが、アカガレイの移動や分布を知る上でも重要であると言えます。

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