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1 アサリ漁業
(1)漁具と漁法
 京都府の場合、アサリの漁法としてはジョレン(図1)を使用するジョレン 掘が最も一般的で、その他素潜りでも漁獲されています。全国的にも呼び方が違うだけで、ジョレンとよく似た漁具、漁法で漁獲されているのが普通です。代表的なものとしては茨城県での大巻き漁業や千葉県での腰巻き漁業ですが、大巻き漁業は小型船を使用して3〜4人の人数でジョレンを操作するものであり、また腰巻き漁業はジョレンに腰帯が付けてあって、効率的にジョレンを操作できるようにしたものです(図1)。
(2)生産量
 京都府におけるここ10年間のアサリの漁獲量と漁獲金額は図2のとおりです。京都府のアサリの漁獲量は、経年的には増減を繰り返していますが、全体とし て減少傾向にあり、平成6年度の漁獲量は167トンと、10年前のほぼ半分になっています。全国的にはもっと減少傾向がはっきりしており、この10年間でほぼ1/3に減少しています。一方、京都府の漁獲金額は、漁獲量が減少しているにもかかわらず、アサリの単価が上昇したこともあり、ここ10年間ではほぼ横這い状態を示しています。なお、日本でのアサリの生産量について、平成6年度実績でみてみますと愛知県の10,311トン、三重県の8,569トン、千葉県の8,416トンが上位3県となっています。地域的には、よく干潟が発達する千葉県から三重県にかけての太平洋沿岸と、福岡県から鹿児島県にかけての東シナ海沿岸にアサリの多産県が集中しています。
 ちなみに、京都府は全国では19番目の漁獲実績ですが、日本海側では島根県 の178トンに次いで2番目に多く生産しています。干満の差が少なく干潟の少ない日本海側では、島根県の中海、京都府では舞鶴湾や宮津湾など、内湾を持っていることがアサリの生産では強みを発揮しているといえます。
 

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