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2.アカガレイの資源管理の方向
(1)アカガレイの生活
 魚類の資源を管理をするためには、対象とする魚の生活に沿った適切な方策をとる必要があります。そこで、季報第55号(平成8年3月発行)で紹介したアカガレイの生活を、改めて簡単に整理しておきます(図6)。
 細かな説明は省略しますが、アカガレイの生活の特徴は、水深170〜900mもの広い範囲を季節によってその主たる生活場所を変えていることにあります。

(2)アカガレイの資源管理の基本的な方向
 今日のアカガレイの資源の減少は、限られた資源に対して過剰な漁獲が行われたこと、つまり、取りすぎに原因があります。したがって、アカガレイ資源を増大させるためには、親魚を保護して産卵数を増やすことや、商品価値が少ない小型魚を保護するなどの方法によって、漁獲対象となる資源そのものを増加させる必要があります。底曳網漁業は、海底に棲息している水産生物をまるごと漁獲する漁業ですので、アカガレイの産卵親魚や小型魚を保護するためには、それらが多く生息する場所での操業を少なくする方法が効果的です。
 その方法として、次の4つの手法が考えられました。
1周年を漁獲禁止とする保護区を設定する。
2特定の時期に一時的な操業禁止区域を設定する
3休業日を設定する。
4夜間操業を禁止する。
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